FIAT500X タイミングベルト&ウォーターポンプ交換
さて、やっとGWになったのでタイミングベルトとウォーターポンプ、テンショナーを交換することにした。この3点でY!ショッピングで送料込み¥14,350で売っている。タイミングベルトはコンチネンタル製ですね!ウォーターポンプはSIL製です。ついでに、ファンベルト(ジェネレーターベルト)も交換したいのでヤフオク!で買った。¥1,316(送料無料)あと必要なのがSSTです。AliExpressで¥2,514(送料無料)で買えます。あとは、モノタロウでロングライブクーラント(¥999)と液状ガスケット(¥3,190)を入手した。で、作業開始!と思ったら重要な『ペイントマーカー』が無い事に気が付いたので、近所のスーパーに買いに行き、ジャッキアップしてウマに乗せて、ボンネットを開けたら、げっ!トルクスボルトだ!俺、トルクスソケット持ってないぞ!ウマから降ろして、アストロにトルクスソケットを買いに行き。。。午前の作業時間が潰れた。昼飯食べて昼寝してからスタートです。アンダーカバーを外して、右フェンダー内のカバーも外します。エアクリーナーボックスを外して、エンジン下をジャッキアップして、エンジンマウントを外して作業スペースを作ります。まずは、ファンベルトをテンショナーのナットにソケットレンチを掛けてテンションを緩める方向に傾けます。このナット、17mmでも19mmでもないので、インチソケットの5/8が何とか使えました。ファンベルトは、所々にヒビが入ってます。タイミングベルトのカバーを外しました。やっぱり、タイミングベルトには細かいヒビ割れがありますね。プーリーを外してSSTを付けます。次にタイミングベルトを外す前にベルトとプーリーにペイントマーカーで『合いマーク』を付けてからテンショナーとタイミングベルトを外します。次はクーラントを抜くのだが。。。この車には『ドレン』が無い!色々とググったが500Xのクーラント交換の情報が無い。で、アバルトのクーラント抜きの方法と同じである事に気付いた。向かって左下のラジエターホースの針金状のピンを上に上げてからラジエターからホースジョイントを引き抜くのだ。かなり力が要ります。上からだと力が入らないから無理なので下に潜ってやったらクーラントの雨の直撃を受けた。素早く避けたので被害は少なかったが目とかに入ると良くありません。気を付けましょう。これでウォーターポンプが外せます。ガスケットをスクレーパーで落として研磨剤入りナイロンタワシで掃除して仕上げにパーツクリーナーで油分を取ります。ウォーターポンプもパーツクリーナーで油分を取ってから液状ガスケットを塗ります。参考ですが、古いウォーターポンプのフィンは樹脂製で新しいウォーターポンプのフィンは金属製です。不具合の対策品かな?後は、逆の手順で組み立てるだけです。テンショナーはSSTで回して切り欠きの凹部に合わせてナットを本締めしました。これで良いのかな?参考ですが、古いテンショナーは樹脂製で新しいテンショナーは金属製です。これも何か不具合の対策品かな?当初、テンショナーの調整方法が解らなかったのだが、なんと!TikTokに500 1.2のタイベル交換の画像(海外)があり、それでテンショナーの調整方法とSSTの使い方が分かりました。上の『合いマーク』はOK!カムカバーを剥ぐってSSTでカムを固定すれば『合いマーク』は不要ですが、カムカバーのガスケットを用意してないし、『面倒くさい』ので、これで済ませてます。事前に、古いタイミングベルトの『合いマーク』を新しいタイミングベルトに転写してあります。下の『合いマーク』もOK!これでSSTはお役御免なので外してカバーとプーリーを付けます。新しいファンベルトを取り付けます。ラジエターホースを戻して、エンジンマウント、エアクリーナーボックスを元に戻します。タイベル交換シールを貼りました。走行距離は、91,913kmでした。フィアットのタイミングベルト交換周期は4万kmだと思うが、ベルトのヘタれ具合から見て6〜7万km位で良いかも?後は、ガスケットの硬化待ちの為、一晩置いてクーラント入れてエア抜きして終わりです。クーラントは国産を使います。取扱説明書には『純正じゃないとラジエターの目詰まりの原因になる』ようなことが書いてあるが特に気にしません。日本車と極端に材質の異なる冷却系統じゃないからね。用意したクーラントは濃縮タイプではなかったので、2Lでは足りないが、新潟の冬で-10℃以下って全く無いので水を足しました。-40℃対応なので倍に薄めても-15℃まで凍らないでしょう。次にエア抜きですが、500にはヒーターホースにエア抜きドレンがあるらしいのだが、500Xには見つからないのでMAXより多くクーラントを入れて、十分アイドリングさせて減ったら足して、数km走って減ったら足してとエア抜きをした。注意!エンジン冷やしてからクーラントを足してます。この車、リザーブタンクがラジエターキャップも兼ねてるので高温になります。(そのせいでリザーブタンクは消耗品でクラックが入りクーラント漏れの原因になります。幸い前回車検時に交換している様なので、しばらくは大丈夫です。)クーラントが減らなくなったら、MAX近くにクーラントのレベルを合わせて完了です。と、言うことでタイミングベルト交換は素人DIYで出来るのです。がっ!何か有っても『自己責任』です。何の保証もありませんのでオススメはしません。でも、SST買っても総額2万円前後で出来るのは事実な訳で、『魅力的』ではあります。それにしても、もう少し情報があると良いのだが。。。兄弟車のJEEPレネゲードは『自分で弄る人』居ないのかな?参考で検索したが、ほとんど情報無いですね。よって、ほぼ500の情報だけを参考にしてます。同系のエンジンなので、ほぼ同じです。カバー類を外すのが手間ですが、4A(トヨタ)より簡単でした。これ、プロに頼んだらいくら掛かるのかな?500Xは、購入予算より60万位安く買えたので、タイミングベルト交換は、横着してプロに頼もうと思っていたが、行き付けの車屋に『(専門店に)聞いたらスゲー高ぇぞ!』と教えて貰ったので自分で交換することにしました。プロは保証も儲けも必要だから高いのは解るが、外車ってだけで高いのは納得いかないところです。なんでも車検に30万掛かるとか?ミニの車検は車屋に代行して貰って陸運局で取って貰っているが、すんなり通れば8万位(車検費用+代行労務費)です。自分で車検整備してるので整備費が無いのです。500Xも6月に車検ですが、ミニは1300、500Xは1400なので車検費用は同じなので、何も交換する部品も無いから同じ位じゃないかな?とりあえず、交換周期を超過しているから早く交換しないとベルトが切れてエンジンオシャカになるプレッシャーからは開放されました。めでたし!めでたし!