UI（ユーザインターフェース）好き

DoCoMoが９０６ｉシリーズを発表しました。ロゴも刷新。DoCoMo2.0を合言葉に昨年のキャンペーンから更なる飛躍を担うであろう今回の刷新はいかがなものなんでしょう。DoCoMo利用６年生の私に何かメリットのあるサービスは始まるのでしょうか。端末ラインナップで気になったN906iLの目玉サービスであろう無線ＬＡＮ接続についてちょっと調べてみました。

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ホームＵという名のサービス。これについてです。ホームＵとは、無線ＬＡＮが使えるエリアでは無線ＬＡＮを使いましょうというもの。これにより、ＦＯＭＡハイスピード（7.2Mbpsもしくは3.6Mbps）を上回る回線速度(54Mbps)で通信できるサービスです。（どちらも理論値であり、端末の処理等によりこの速度はでないと思います。）

また料金は月額９８０円（税込み１０２９円）とリーズナブル。と、料金はリーズナブルか？という問題です。DoCoMoではそう言っていますが、実はこのホームＵ、パケホーダイか、パケホーダイフルの契約が必要なんです。ですから、パケホーダイ・パケホーダイフル利用ユーザが無線ＬＡＮでも通信できるようになるというもので、誰でもではありません。もちろんパケホユーザの対応機種利用ユーザ（今のところN906iL onefoneのみ）。ですから、通常最安料金プランであるタイプＳＳバリュー＋ファミ割MAX50加入で、
月額基本料金(1,050円）
＋iモード付加機能使用料（315円）
＋パケホーダイ（3,900円）
＋ホームＵ（1,050円）
＋ｅビリング割引（-100円）
＝月額最低6,215円（詳しくはぴったり料金プラン診断サイトへ）。

パケホーダイに入らなくても利用できると思った私には高いと感じました。私の場合、家族５人分のケータイ料金を払っていますので、全員で２万３０００円近くかかっています。そこにパケホーダイ（3,900円）を乗せるのはあまりにも高すぎる。１人だけ入っているのですが、それでも高い。通話とか050番号割り当てとかいらないのでパケホーダイ利用の制限をはずして欲しいです。

しかし、いいところもあります。パケホーダイ（フルではない）の人でも無線ＬＡＮ利用時に限りフルブラウザ利用も定額の範囲内になるのです。他にも050で始まる番号の割り当てがあり通話ができ、相手もホームＵなら通話無料。相手がホームＵじゃなかった場合もＦＯＭＡ回線利用時より３割安いなどのメリットがあります。

ホームＵで使えないサービスがいくつかあるのは押さえておかなければなりません。テレビ電話・ＳＭＳ・着もじ・プッシュトーク・留守番電話サービス・転送電話サービス・キャッチホン・メロディコール・ｉエリア・ｉモード災害用伝言板サービス・その他ドコモが別に定めるサービス（なんじゃこれ？詳細はホームＵご利用上の注意事項）

上記から、ホームＵ利用はパケホーダイのヘビーユーザがお得な仕組みであって、けちけち使っているユーザ（私です。）には何の恩恵もないサービスと言えるでしょう。期待はずれでした。