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おじさんは末期ガン。。告知はしておらず、胃の薬を点滴されていると思っています。 肺、すい臓、肝臓、大腸…お腹の中はガンだらけになっているそう。 食べたら吐く。 吐血もする。 便も・・・ 先日の退院は、最期に自宅で過ごさせてあげたらと病院からの配慮だったそう。 顔色は悪く、寝たままのおじさん。体格の良かった姿は筋肉が落ちておじさんは腕をつまみながら『こんなに痩せてしもてなぁ』…辛さを感じます。 70代でまた若いのに。 でも、入院したら痛みがとれたと元気に話をしてくれて、一時間も長居をしちゃいました。笑ったり、楽しくいつもと変わらないおじさんが居ました。 主人の母のお兄さんなので、私は数える程しか会っていません。 多くを語らないけれど、子供好きでメイシーの”名付けのお祝”では大事に抱いて貰った姿が印象的。 おじさんはきっと気付いているんだろうな。末期ガンてこと。 いつも、あっけらかんとしているおばさん。 病室を後にすると、初めて涙を流し『ありがとうね』と。 告知。。もしガンになったら私はして欲しいと思っているし、主人にも知った上で治療をしてもらうだろうと思っていました。 でも告知をしない優しさっていうのかな。初めて目の当たりにしました。 嘘を伝えるおばさん。またそれを全く疑わないおじさんの姿に『夫婦愛』を感じました。 おじさんはかかりつけの病院で数年前から便や肝臓がおかしくて薬を貰っていたそう。 でも、おばさんには何の薬か言わなかったそう。 おばさんはかかりつけ医を訪ねたけれど、教えて貰えなかったそう。 おばさんも悟ったのでしょう。 悟っても、ガンを告知しないおばさん。疑わないおじさんの優しさは、二人の大きさを感じてしまう。 私は・・・ 普段の考え方も恥ずかしく思うところが。。 いい勉強になったし、少しでも楽に長生きをしてほしいと願いました。 主人にはまだまだ先の話しであってほしいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.01 09:28:58
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