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テーマ:今日の出来事(292663)
カテゴリ:Living
大きくなってしまうと、どうしても歪む・・・どうしてなんだろう。
どの企業も、創立者の志は高く、世の中のため、消費者のため・・・という場合が多いのに、従業員が増えて、規模が大きくなって行くうちに、株主、という存在がでてきて、彼らの顔色を伺わなければならなくなる。そうすると、優先順位のトップから、消費者は転げ落ち、儲けがトップに踊りでる。 大企業の悲しい宿命・・・なのか。 アメリカで今、とても人気のあるマーケットで、Trader Joe'sというのがある。オーガニックや無添加食品などを中心に取り揃え、普通より手ごろな値段で買える。人気沸騰でアメリカ全土200店舗以上に成長してしまった...。 このTrader Joe'sで、ここ数年リコール(不良商品を引き取る)が頻発しているらしい。自店ブランドの鶏肉を使った加工商品でアレルギー反応が多発とかね。私も去年ここで購入のベジ餃子に、得体の知れない紙切れが混入していたことがあったっけ・・・。 また、去年の暮れ発覚したのは、Battery Cage(以前紹介したイセファームと同じ形式)の養鶏所から卵を大量に仕入れ、自店ブランドとして販売している、とのこと。これに対してアメリカの動物の権利を訴える団体HSUSがケージ卵の販売停止を要請した。 Trader Joe's側は、今年の2月までに、すべての卵を「フリーケージ」モノに切り替え、全店舗でフリーケージ卵のプロモをすることに同意、という事だけど、安全なものを扱うイメージを構築していたTrader Joe'sだけに、これは消費者に対しての裏切り感は強い。 Trader Joe's も消費者より儲けに傾き始めた兆しが・・・ どうやら「宿命」を背負ってしまったのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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