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テーマ:今日の出来事(292626)
カテゴリ:Living
私が帰国している最中、こちらの知人の女性が、心臓発作で倒れた。 正確には知らないが、彼女はおそらく50代半ば。死ぬには若すぎる年齢だが、医者には「食生活を大幅に改善しなければ、先はもう永くない」と、今回、ハッキリ宣告されたそうだ。 彼女の食生活は、ピザやハンバーガー、ポテトチップスにコーラなどといった、ジャンク・フードが中心だったらしい。彼女の超肥満体型は、それをハッキリ物語っている。そんな彼女が『死をとるか、食生活を含む生活習慣を変えるか』の選択を迫られた。いったい彼女はこれからどうするのだろう。事態を深刻に受け止めて、大好きなジャンクフードをキッパリ諦めることが出来るのだろうか。 しかし、これが他人事とは思えない。 4月に入っても、異例の嵐が続くカリフォルニア。テネシーでは今までにないの驚異的な竜巻の被害。ニューヨークでは4月に大雪etc・・・世界規模で天候の異変が現れている。 「このままでは地球は永くない」と、宣告されても、結局、毎日に追われ、欲に押され、生活習慣を劇的に変えられない私たち。 この世の終わりを突きつけられても、それを深刻に捉えることが出来ない。 誰もが知る、ナチスドイツによる、ユダヤ人の悲劇でも、似たようなことがあったという。ユダヤ人がどんどん捕らえられ、すべてを奪われ、収容所に入れられ・・・これは噂にはなっていた。しかし「まさかそんな酷い事があるはずがない」と、事態を深刻に受け止められず、逃げる機会を先延ばしにして、捉えられてしまったユダヤ人は多かったというのだ。 楽観視は、時に命を失う事につながる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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