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テーマ:暮らしを楽しむ(388437)
カテゴリ:Living
私が通う農園にLさんという女性がいる。
慣れない私をあたたかく、我慢強く指導してくれている存在。彼女は生まれついてのベジタリアンだ。彼女のお母さんも随分若い頃からベジタリアン。だから生まれる前から一度も、肉も魚も食べたことがないのだ。そんな彼女から学ぶことはとっても多い。 この彼女が妊娠したことが、最近分った。 住み込み労働者が多い農園は、そこのみんなが家族のような存在。だから彼女は妊娠が分って間なしに、みんなに報告してくれた。自然に生きている人ばかり。そのせいだろうか「良かったねー!」「素晴らしいね」「興奮しちゃうね」と新しい命に、みんな素直に、シンプルに喜んだ。 しかし彼女は独身だ。彼氏はいるにしても、独身の女性が妊娠した。それが東京だったりすると、事態が大きく変わるのではないだろうか。彼に言うか言うまいか、おろすか産むか・・・。少なくとも、職場のみんなと話題をシェアする、というケースは少ないだろう。この差はなんだろう。とても興味深い。 こんなことが頭をよぎりながらも、私も素直に嬉しかった。 彼女を長く知る農園のオーナーは、顔をほころばせながら「You're the perfect person to be a mother(君は母親になる人として最適な人だよ)」と言って彼女をハグしたのだけど、それには私も深くうなずいてしまう。とにかく彼女は、本当にあたたかくて素敵な人なのだ。彼女が母親に成長していく過程も、きっときっと素晴らしいだろうなと思う。 そして私も出来る限り支援したい・・・というより、農園で学べることが、また増えた♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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