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テーマ:暮らしを楽しむ(388397)
カテゴリ:Going Out
今日は友人と、スタンフォード大学内で行われた『JAPAN 1960』へ行ってきた。これは金曜日の夜、7週に渡って、1960年製作の日本映画を無料で上映・紹介するという催し。なんでも1960年という年は、日本映画にとって非常に重要な年なのだそうだ。
この日上映されたのは『女が階段を上がる時』という作品。(予告はこちらでどうぞ)銀座の高級クラブを舞台に、その人間模様が切なく描かれている。上映後、一緒に観た友人(アメリカ人)は「悲しい映画だった、あれはHappy Endだったのか???」と、言っていたが、私は「1960年にもう、女は既に男より逞しかったんだな…」なんて思ってしまった。 映画は日本語版、英語字幕付きで上映されたが、英語字幕で観ている人から笑いが起きた時、日本語で観ている私にとっては、そんなに笑えるシーンじゃなかった、というのが興味深かった事の一つだ。 それと映画の中に「太った人に悪い人はいない」というセリフがあったのが少しおかしかった。この点では日米人問わず笑いが起きていたが、私の笑いは「そんな迷信が当時はあったのか…」というもの。ところがアメリカ人の友人の感想は「太ってるといっても、そんなに太った人じゃなかったのがおかしかった」というのだ。 確かに、アメリカ人と日本人の『太ってる』のレベルは全然ちがう…。しかしだ、今や肥満が代名詞(?)のアメリカ人ですら、1960年頃、現在のようにデブはワンサカいなかったのだ。その後約50年間の間に、いったい彼らに何があったのだろうか??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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