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テーマ:愛犬のいる生活(77227)
カテゴリ:Companion Animal
絶妙なタイミングで、犬と馬との縁が繋がった。
レスキューされた馬をケアする牧場で仕事することになり、そしてシェルターで犬を引き取った。それが実に自然な流れで、そしてほぼ同時期だったのだ。 犬を飼う事は長年の願いだったけれど、犬のしつけに、ホースマンシップがとっても役に立つのだ。そして犬との関係を築く事が、ホースマンシップにも、とっても有効だ。それはそれぞれが群れで行動する習性を持つ動物という事で、こちらが彼らのリーダーにならなくてはならないという、大きな共通点があるからだ。 その馬農場で『ホースクリニック』を見学したのは、とても興味深かった。これは犬で言う『ドッグトレーニング』。馬のトレーナーが、問題のある馬を持つ、飼い主の悩みを解消するような場所だ。しかしながら、何人かの馬の飼い主を見ていると、なんとなく共通点が…。 彼女達(なぜかすべて女性だった)は、馬を『乗り物』としてとらえていて、生き物としての馬とのつながりを持とうとしていない感じ。とにかくどうやったらうまく乗りこなせるのか、そのテクニックばかりに気を取られている感じ。どの馬も覇気がなく、気持ちが散漫らしい。 ところが飼いに変わって、トレーナーの方が馬を接し始めたらどうだろう!いままで自分をシャットダウンしてしまっていた馬達の、心の殻が割れ、本来の個性があらわれて、まったく別の馬のように生き生きと走り出した。 問題なのは馬ではなく、飼い主なのだ。 どんなにお金をかけて、いい専門家に自分の馬をトレーニングさせても、そのテクニックは馬にはもれなく付いてくる事はない。飼い主、つまりリーダーが身につけるしかないのだ。 これはどうも、犬についても当てはまる事らしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月16日 14時07分08秒
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