冬から春の食養生(東洋医学) *☆
この頃、だいぶ暖かくなって、春らしくなってきました。3月6日は啓蟄(けいちつ)で、今まで冬眠していた虫が這い出す時でもあり、今までの、眠っていた病気が、もぞもぞと動き出す時とも、言われます。春は来てほしいけれど、病気は、でてきてもらったら、困りますよね(・・。)ゞ季節の変わり目を、うまく乗りきりたいものです(*^^)v冬は、補陽温腎といって、冷えに対する対策と、陽性や温性の食材で、腎機能を活発にするのが、大切でした。冬は鍋物が、体が暖まっていいですね。体を冷やす野菜でも、加熱することで、陽性になります。陽性や温性の食材の、鶏の手羽肉 (これは好みもあるようですね(^^; ) 羊肉 魚 玉ねぎや芋類等の根菜類 小松菜 白菜等があげられます。春は養陰補肝といわれます。草木が成長し始める季節でもあり、私たちの体も、活発に新陳代謝をはじめる時です。そのコントロールに、大切な働きをしているのが、肝臓です。それがうまく出来ない時に、アレルギーの症状や、生理不順もおこりやすいです 〆( ̄_ ̄*)温涼性の食材で陰を養い、酸味のもので肝機能を補うことが大切です。肝を養う食材は菜の花 アスパラガス 浅葱 セロリ- レバー しじみ あさり 胡麻など それに、酸味のもの、梅干 レモン 食酢などをプラスします。暖かかったり、寒かったりして、体質が陰の人もいれば、陽の人もおられるから、それぞれの自分の体と相談しながら、冬から春の季節に、うまく乗り切ってくださいね。*注 温涼性とは、熱性・寒性ほどには強くない作用を持っている食材です。★参考リンク★夏の食べ物 冬の食べ物体を冷やす食べ物 温める食べ物食べ物の性質 一覧酸・苦・甘・辛・鹹の食べ物