びん&ミキの健康トーク

27日に討議された政府の事業仕分けで、漢方薬を健康保険の適用外の方向とされる方針が打ち出され、医療界から反発がでているとか。

民主党では総選挙期間中、マニフェストの別冊で、漢方を推進していく方針をうたっていたそうなので、
東洋医学会の寺澤捷年会長は、ホームページ上の声明文で、「今回の答申が万一採用されたならば、それは国民に対する重大な裏切り行為」と指弾している。

ネットで一部の医薬品の購入が、できなくなったと思うと、今度は保険適用の漢方薬を、自己負担にして、西洋薬では適当なものがなく、保険で漢方薬を飲み続けている患者や製造会社はどうなるのか

特に女性の不定愁訴などは、西洋薬よりも漢方があっている場合もあり、私も何度かお世話になっています。医療財政を切り詰めようとされているのか、わかりませんが、弱者切捨てになるこの政策には、私は反対です

もし皆さんも賛同されるなら、ネットで署名を集めておられますので、ご協力ください。

漢方を健康保険で使えるように署名のお願い
平成21年11月20日
　　　　　　社団法人日本東洋医学会　会長　　　寺澤捷年
　　　　　　日本臨床漢方医会　　　　理事長　　石川友章
　　　　　　NPO健康医療開発機構　　 理事長　　武藤徹一郎
　　　　　　医療志民の会　　　　　　事務局長　木戸寛孝
電子署名はここから



参考リンク
医療用漢方薬が保険適用外　価格が3倍以上治療に支障？　2009/11/27 21:21
事業仕分け：漢方薬の保険適用除外、医師や患者が反対運動 毎日新聞　2009/11/28
【ツムラ・芳井社長】漢方薬の保険外し”に反発「事業仕分け」の結論を一蹴2009/11/13