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テーマ:骨折とリハビリの情報!(374)
カテゴリ:健康情報
手当ての効果は、前からわかっていたのですが、それを実証する科学的データがでたようです
器械を使わないで、手だけで治療をしてほしいという患者様も、たまにおられます。手でおこなう指圧 マッサージ さするのは、誰でもできて、どんな方でもやさしい手当てです。 痛み「さする」と効果 無意識の動作で神経修復 打撲したり骨折したりした場合に痛む場所を「さする」という動作には、傷ついた神経回路を修復する効果があるとの研究結果を、群馬大大学院の柴崎貢志講師(分子細胞生理学)らが31日までにまとめた。 柴崎講師は「さする行為には、神経再生を促そうという無意識な意味が込められているのではないか」と話している。 柴崎講師らは、神経細胞にあって熱を感じるセンサーの役割を果たすタンパク質「TRPV2」に注目。マウスやニワトリの細胞を使った実験で、TRPV2があると、TRPV2をなくした細胞に比べて、刺激を伝える神経の「突起」という部分が長く伸びた。 「さする」行為と同様の刺激を与えるため、TRPV2がある人間の神経細胞を載せた膜を引っ張ると、細胞が反応することを確認。TRPV2が物理的な刺激を受け止めるセンサーの役割を果たし、人間でも突起が伸びて神経が再生するのを促していると考えられるという。 将来、胚性幹細胞(ES細胞)やiPS細胞などを使った再生医療技術と組み合わせると、効果的な神経再生に役立つ可能性があるのではないかとしている。 共同通信社 2010年3月31日 「さする」と反応、神経の突起を伸ばす新たな分子メカニズムを解明参考画像:イメージ図 ■参考 低周波治療器による治療は、指圧やマッサージでは効果が得られない場合に、使う場合もありますが、注意しなければならない方も、あります。 妊娠中の方、ペースメーカー使用、皮膚疾患、炎症疾患、脳血管疾患、てんかん、結核性疾患などの方や、体に金属が入っている方、知覚脱失、循環障害、重篤な動脈疾患や、原因不明の発熱などがある場合は、使用しません。その他、病気等で治療している場合は先生に相談して下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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