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カテゴリ:良いお話通信
お天気は今日までだという天気予報で、予定の施術は終わり、いつも来院される方も、今日はお休みみたいなので、早くも閉店にして・・・^_^;
前から行きたいと思ってた木喰さんを、みに行きました。 京都府南丹市の八木の諸畑というところにあります。 電話で聞いてからいったら、曹洞宗の住職さんがお茶をだして出迎えて下さり、雑談後、木喰さんがおられる所に案内してもらって、いろいろと説明をしていただきました。 ![]() 木喰さんというのは、一木作りの仏像(木喰仏)のことをいうようです。 ここの木喰さんは、ケヤキの木で作られているとかお聞きしました。 下の写真は今の収納庫に移る前の22躰の仏様で、いただいたパンフレットより掲載させていただきました。 ![]() 文化財で指定されているとお聞きして調べると、昭和60年(1985年)より八木町指定文化財に、平成18年(2006年)に合併後からでしょうか? 南丹市指定文化財に指定されたようです。 そんなことでガラスケースに収められていて、写真は撮れないですが、みんな微笑みをたたえられて(微笑仏)、今から約200年前の江戸時代に作られたとは思えないほど、生き生きされていて、 その中には木喰を各地巡礼しながら総数千躰(たい)以上刻み、最後の28躰を清源寺で彫刻して、お告げにより仙人となられた木喰上人の1001躰目の自刻像や、 お酒を飲んだのがばれて、はずかしそうに手で顔をかくされている仏様もあり、ユーモアもあり楽しませていただきました。 ![]() ![]() 今まで私がみた仏様は荘厳なとか神々しいという印象があり、少し私たちとは距離があるもの 人間を超えたものとして感じました。 木喰さんはにっこり微笑んでおられるので、始めて拝ませてもらったように思えず、私達もこんなにこやかで、心がまるい仏さんと共に、生きれたらいいなと、感じさせます。 木喰様は、皆の心のなかにすぐ飛び込まれて、皆に大切なものを語りかけておられるように思います。 仏像様としても、木彫り作品においても貴重なもので、現存している清源寺の22躰の木喰さんがこれからもずっと長く残されていくように祈りたいものです。 清源寺地図 京都府南丹市八木町諸畑大谷口102 TEL:0771-42-3743 丹波清源寺木喰十六羅漢 清源寺 八木町観光マップ 2006年6月30日放送 弐のツボ 木喰仏は笑顔を堪能せよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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