Five-senses＜五感＞を育むHappyLife

育った街の風景は大切な思い出の１つではありませんか？

個人コンサルティングやセミナーをする際に、

サロンとして使わせていただいている帝塚山「夢工房」の設計士さんが

今手掛けている、

ある街区計画のテーマとして掲げた「街・家のコンセプト」です。





私たちには育った街の風景や小さい頃の生活の思い出があり、

その風景や体験から何かを感じ取って、大人になっていきます。

その場所にしかない歴史があり、名所があり、史跡があり、風景がある街並は、

子ども達にとって生まれ育った故郷であり、記憶と思い出を作る大切な場所です。

私は学生時代の２年間を除いて、大阪市に生まれ育ち、生活しています。

住んでいる地域は「風致地区」で、とても環境の整った緑と花であふれる

地域で生活させていただいています。


　　※風致地区とは、

　　　都市における緑地の保全に関する制度で、景観のよい場所や、

　　　樹木の多い場所などが対象となります。


この土地以外にも過ごした土地がたくさんあります。

大学２年間住んだ山口県下関市も、

高校時代を過ごした奈良県天理市も、

大学編入後に過ごしだ兵庫県三田市も、

環境や街並み、風景、香り、雰囲気など

私の記憶を彩り、思い出を作り、感性を育ててくれた景色たちです。

生きてきた環境の彩りがあったからこそ、

今の私があると心から思うんですよね。






自然の色はなにもの変えることができないくらい

綺麗で、心地いいカラーコーディネートを自然に奏でています。

だからこそ、

その空間の中に作り出す公共空間や建築は、

社会的責任を担い、

建物と建物、建物と外構、地区と地区など

さまざまな関連性を考え、整理し、調整しながら、

地域の景観を考えていく必要性があります。

　　
　　「自然とのかかわり、人間とのかかわり、

　　生活とのかかわり、文化とのかかわりを大切に、

　　その場所に適した色を提案していきたい」


と、以前にそんな思いを綴っていた私。

今回手掛けられているプランは、

特に「カラーに対する思いを強くこめたい」という設計士さんの思いから、

カラー提案をさせていただくことになりました。

夢と情熱を持って、夢が描ける住まいの提案を年末に向けて参ります！！

次世代に残る、街としての美しさがある、子ども達の記憶に残る街が、

たくさん日本に増えることを願って・・・・。