テーマ:今日の出来事(292655)
カテゴリ:コラム
「手が足らないから、現場の手伝いをしてくれないか?」 3日前の夜の父の言葉。 私の父は土地家屋調査士の事務所を経営しています。 小学校低学年まではサラリーマンでしたが、 それから独立して事務所を設立。 大学生の頃から手が足らないときは、 書類作りや役所まわりなどの事務作業、 ときには測量などの現場仕事も手伝っていました。 現場の仕事は本当に久しぶりです。 そして初めての冬の現場。 建物の測量とはいえ、 建物の中はもちろんのこと、外観の測量も必要なので 本当に”寒い”!! 身をもって実感した現場の空気。 厳しい冷え込みの屋外で仕事をする父。 きっちり、そして丁寧に仕事をする父の後ろ姿。 夏の日差しの強い日は、手が真っ黒になってたなぁ。 書類や図面作りもあるので、 毎日毎日現場というわけではありませんが、 暑い日も、寒い日も、 風の強い日も、カンカン照りの日も、 父のお陰でこうして大きく育つことができて、 何不自由なく生活させてもらって、 そしてめいいっぱい愛してもらって。 一緒に仕事をしながら、深く強く思いました。 「ありがとう、お父さん」 そして、 その父を支え続けている母に、 「ありがとう」 「あら、お嬢さん?一緒にお仕事だなんて、お幸せですね!」 登記先の奥様が父へかけられた声。 ちょっと照れくさそうに、 でも嬉しそうに答えていた父の笑顔。 父と過ごす時間、 これからも大切にしていきたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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