|
カテゴリ:自己啓発すすめ
【完全を求め過ぎると自分が傷つく】 より良い成績や完全な結果を求める意識は、向上心をもたらします。 この考えは、人や組織を統率する原動力になります。 しかし、何事も完全であるべきだと固執すると、息苦しさを感じることが あります。 その反動として、結果を出せない自分を情けなく思い、悔しくて自分を責める ようになります。 自分を責め続けると、自己処罰の心理が働き、自分の心さえも傷つけることに なるのです。 実際、現代社会にはこのような傾向の人が増えつつあります。 自然の成り立ちを含めて、人の心にはバランスが大切です。 例えば、仏教や儒教でも、「中庸の精神」の重要性が説かれています。 中庸とはバランスのことです。 例えば、人の体は年齢によって変化をしますが、水分が60~70%で残り は水以外だと言われています。 地球は、海が約70%で、30%が陸です。 心理学や精神医学の世界でも、70点主義や80点主義で生きることが、 人間らしい生き方ではないか、という考えが一般的です。 完全を目ざすことも大事ですが、無理をしないことが人間らしい生き方です。 自分に完全を求める人ほど、他人や家族に完全を求めます。 優秀な親が自分の子どもに、同じ優秀さを求めることがあります。 自分が優秀だったから、子どもも優秀でなければならない、という考えを持つ 人もいます。 大事なことは、子どもがその環境の中で楽しく生きられるかどうかです。 楽しく感じるのは、バランスがとれている心から生まれます。 良い成績を残すために努力したことにフォーカスし、「よく頑張ったな」 「次はもっと努力しよう」という意識を持つことで、健全な精神が育ちます。 個人差はありますが、60点から80点で十分だという考えを基本に持つ人 が、結局は幸せな人生を送ることができます。 (by ハートリンクス) 【お知らせ】 いつもご覧いただきありがとうございます。 10月より、記事の配信を月に2回(15日・月末)行うことにいたしました。 10年にわたり配信させていただき、多くのことを学び成長できましたこと、 心から感謝申し上げます。 今後も皆様の心に残るような内容を目指していきたいと考えております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年09月30日 07時00分14秒
コメント(0) | コメントを書く
[自己啓発すすめ] カテゴリの最新記事
|