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火曜日の午前中は
息子のクラスでプールに行くため お昼に息子を迎えに行っても 帰って来るまでいつも相当待たされる。 今日も門が閉まるギリギリの時間に幼稚園に着いたのだが 案のじょうまだ園児達は到着しておらず いつものように娘を園庭に野放しにして 遊ばせていたときだった。 中庭には息子の隣のクラスの子供達(年長組)が 給食の時間が来るまで遊んでいたのだが その中の一人の女の子が うちの2歳の娘を見つけて近づいて来た。 「彼女は英語を話すの?」 私が外人だからか こんな事を訊いて来る。 「私は日本人だから 彼女も日本語を少し話すのよ」 そう言うと 「私はアラブ語とフランス語を話すのよ」 と彼女も答えてくれた。 そうこうしていると 他の3人の女の子が近づいて来て そろいも揃ってうちの娘の髪の毛や頭、顔などを これでもかと言うくらいなで回し始めた。 「肌が柔らかいね」 「なんで髪の毛に何も付けてないの?」 「可愛いねえ」 「輪ゴムでこうやって結ぶともっと可愛いのに」 「アクセサリーも何も付けてないの?」 「なんで笑わないの?」 立て続けに質問攻め。 うちの娘は髪の毛に何か付けても 気になるのかすぐに外してしまうんだ、 と答えてみる。 「彼女はアナタのベベ(赤ちゃん)なの?」 と訊かれたので 「そうよ」 と言うと 「うちでは私が唯一のベベなの」 と淋しそうに答える女の子。 「兄弟はいないの?」 と訊くと 「ううん。パパが欲しくなかったらしいのよ」 なのですと。 そんな、アナタの家庭の事情を聞かされても どんなリアクションをすれば良いのかちょっと私にはわからないわね。 とまあこんな風に私が彼女とちょっと話している間も 他の子達からまだなで回され続ける娘。 それにしてもこんな風に顔をなで回されては いくら何でも娘もイヤだろう。 そう思って 「頭や顔を触るのはもうやめてあげてね」 とどうにか4人のお姫様達に頼んでみた。 そうしたら今度は娘の両手を取って 又何やら 「柔らかい」だの「暖かい」だの 機関銃の様に話し始め そのうちの一人が突然 「今から踊るから見てて!」 と皆を制し 器用に腰や頭を振りながら本当に踊りだした。 その様子が最近流行の米歌手に似ていて なぜか私のツボにはまってしまい 大声で笑っていたら 彼女は私が喜んでいると思ったらしく 「ほら、皆も踊って!!」 と他の少女達も道連れにして 4人で今時の流行歌手がやるような踊りを揃って披露してくれた。 このパワーにはちょっとビックリ。 そして思った。 うちの娘も後3年もすれば この姫達のような おませな女の子になってるんだろうな。 可愛いけど・・・ その時にはたして私は このパワーに付いて行けるのだろうか? ちょっと心配・・・。 blog ranking お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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