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カテゴリ:娘の成長
最近うちの娘が「バカが!」と言う。
私のせいだ。 腹の立つ事の多い日常の中で 私がついこのように悪態をついてしまう為 いつも一緒にいる娘が覚えてしまったのだ。 今日も信号を無視して目の前を走って行った車に向かって 「バカったれ!!」 と怒鳴ったしな。 でも娘が「バカが」と言うときは なぜか興奮している時。 お兄ちゃんと遊んでいる時にはしゃいで 「バカガ~」 と言ったり テレビをみて興奮しながら 「バカギ~」 と叫んだり 通常の使用例から外れているのは有り難い。 そんな娘だが 私の努力にもかかわらず 彼女の日本語の語彙はあまり増えてない。 今は出来るだけ日本語で話しかけるようにしてるのだけど。 言える言葉は 「お水ちょうだい」とか「おやすみ」 「ありがと」「またあした」「だいすき」 くらいだ。 でも言えなくても私が喋る日本語はわかる事が多く 「ここおいで」というとちゃんとやって来るし 「座って」と言えば座るし 「立って」と言えば立ち上がる。 私の言う事を繰り返して言わなくても きっと頭の中に記憶してるんだろうな。 そう思って頑張って続けていたら。 さっきお風呂に入っている時に 私が娘に頭からお湯をかけたら それが気に入らなかったのか 凄い目付きで私を睨んできた。 大きな目を上目遣いで ギロリと睨む物だから 「あ、何よ、その目は!!」 と私も負けじと娘の事を睨んだら。 私に睨まれた娘、 何を思ったのかこう言った。 「ダ~メ!」 ・・・この瞬間、 私の努力も酬われたな、と思った。 だって娘がこれまで「ダメ」って言った事なんて無かったんだから。 こうしてちょっとづつ言葉が増えてくれればいい。 焦る必要なんて無いのだ。 今、二人揃ってテレビを見ながらヨーグルトを食べている娘と息子に 「それ、おいしい?」 と日本語で訊いたら 口にヨーグルトが入っているため 二人して「うん」と言いたげに頷いてくれたが 先に口の中が空っぽになった娘が 「オイシイ」 と言ってくれた。 その後すぐに息子が 「日本語で“良い匂いがする”というのはどう言うんだ」 と尋ねて来たので 「良い匂い」よ と教えると 「イイニオイ」と二人して言い合っている。 私が娘に対して日本語で話そうと決心してから 息子がいる時も日本語を話すため 彼も少しづつ日本語に興味を持ちつつあるみたい。 こうして今に二人して 母の母国語である日本語を 自由に操れるようになってくれたら良いんだけどな。 その為にも 私ももっともっと頑張って これからも出来るだけ日本語で話し続けるようにしようと思う。 blog ranking お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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