思えば遠くへ来た私

今朝、旦那は息子と一緒に美容院へ行った。

その間に私と娘は買物へ。

帰ってきた旦那、

お昼ご飯の後にテレビを見ながら眠り込み

起きた後ものんびりPCタイム。

「それはちょっとまずいでしょう」

と私が子供達は今日どこにも行ってないと主張すると

「じゃあ、アイスクリームを食べに行こう」

と言い出した。

それなら旧市街の有名なアイスクリーム屋が良いと私が提案すると

「遠すぎる」

と即却下。

そのくせ

「いつものカフェにもアイスくらいある」

と、

旧市街の行きつけのカフェを推して来る。

同じ旧市街なら私としてはパフェの奇麗な方が良いけど

旦那も頑固だし

機嫌を損ねてどこにも行かない事になったら困るので

結局いつものカフェでアイスクリームを食べる事に。

でもこのカフェ、

フルーツパフェとかチョコレートパフェとか

そう言った見栄えのいい物が無い。

旦那が「皆でアイスクリームを食べにきたんだ」

とマダムに言うと

「あるのはバニラとチョコとイチゴとレモンと・・・」

と口で説明してくれるだけ。

なので私はバニラとチョコ、

息子はバニラを二つ、

旦那はレモンを二つ、

それぞれにホイップクリームをつけて

と注文した。

やって来たのが上の写真。

つくづく

パフェ専門店に行きたかったと思いましたわ。

でも気持ちのいいテラス席で

家族皆でアイスを食べるのも悪くないか。

しかも、

私がチョコとバニラと頼んでいたにもかかわらず

私の物にはチョコが二つ入っていたので

それに気がついたマダムが

「すぐにバニラを入れて来るから」

とチョコ二つの上にバニラボールを乗せて持ってきた。

勿論チョコ一個分はただ！！

こんな些細な事で得した気分になれたのも良かったな。

娘ですが、

彼女の分を頼んでも

きっと全部食べきれないだろうし

欲しがったら私の分をあげようと思って注文しなかったら

案のじょう、

旦那と私の丸いクッキーを食べるだけで

アイスクリームには見向きもせず。



息子はと言うと

いつもは小食なんだけど

今日は大好きなアイスと言う事で

自分の分のバニラアイスはしっかり食べてました。



あ、そうそう。

今朝旦那と息子が行った美容院だけど

うちの近くのオシャレな所。

私は二度ほど息子を連れて行った事があったけど

旦那はここへ行くのは初めて。

前回息子がされた頭がとにかく酷かったので

私が息子をその（旦那行きつけの）美容院に連れて行くなと言ったため

今回めでたく旦那も新しい美容院を開拓したと言う訳。

息子の頭、

随分スッキリして可愛くなったでしょ？

夕方家に帰ってきて

旦那が夕食を作っていると電話が鳴った。

出ると義母からだった。

前に義母から電話があった時に

息子が「バカンスの間にばあちゃん家に泊まりに行く」

と言ったため

「今日仕事の帰りに迎えに行くから」

とお泊まりの誘いだった。

勿論息子は大喜び。

しかし！！

その様子を見ていた娘

「私も！私も！私も行く！！」

と大騒ぎ。

いくら「今日行くのは息子だけだ」と説明しても

「私もばあちゃん家に行く！！」

と行って譲らず

私が息子の着替えや歯ブラシ、湿疹用のクリームを

息子のリュックに詰めていると

自分もキッチンからスーパーの袋を持ってきて

ぬいぐるみなどを詰め始めた。

夕食を食べてる時に

いつものごとく息子がだらだら食べるので

「全部食べないとばあちゃん家には行かせないぞ」

と脅したら

「私は全部食べるわよ」

とモリモリ食べる娘。

食べ終わったら既に義母が来る時間になっていたので

建物の前で待ち合わせしていたこともあり

私が旦那に

「娘と待っててね」

と家にいるように頼んだら

「泣かれるのがイヤだから皆で下りよう」

と結局家族皆で階下に下りるはめに。

娘に靴を履かせていると

「私のカバンを持って行かなくちゃ」

と自分もすっかり義母の家に行くつもりの娘。

旦那が娘はここに残るんだと説明しても

浮かない顔で聞き流すだけ。

そして。

階下に下りると既に待っていた義母と対面。

息子がはしゃぎ回っている間

娘も満面の笑みでおばあちゃんにじゃれていたが

息子が義母の車に乗り

義母も運転席に座った時点で全てを察知した娘

「ばあちゃん、ばあちゃん、私も行く～！！！！」

と大騒ぎして

道ゆく人の視線を集めてしまった。

義母達が行ってしまって

建物の中に入っても娘はしつこく泣き続け

「ばあちゃんに会いたい～！！」

と連呼したあげく

抱いていた旦那が業を煮やして下に降ろした途端

階段を下りようとかけだす始末。

エレベーターに強引に乗せて

やっと7階まで上がってきたが

アパートのドアを見た途端後ずさり。

家の中に入れと何度も言って

漸く入ってくれた娘だけど

その時、魔法のように

彼女のズボンのポケットに入っていた

数日前に旦那から貰ったペンダントを見つけて

やっと機嫌を直してくれた。

・・・こういう所が諦めが良いと言うのかしら。

息子だったらこの後20分くらいは泣いてただろうに。

物わかりの良い娘だなあと

我が娘ながら思ってしまった瞬間でした。

と言う訳で

今、息子はいません。

色々邪魔しにやって来る息子がいないと静かだし

娘一人でやりやすいし

息子の歯磨きの仕上げ磨きもしなくていいし

明日は家族3人だけなので気楽だけど・・・

なんかちょっと淋しい私。

明日の夜に義母が連れてきてくれるまで

この気持ちを持て余してしまいそうです・・・。





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