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テーマ:今日の健康状態は?(10620)
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私は厄介な耳を持っている。
フランスに来る直前から耳の具合がおかしくて 日本で耳鼻科に行ったら 「外耳炎です」と言われた。 どうやら耳の掃除をし過ぎたらしい。 「もう絶対に触っちゃダメ」と言われて 「わかりました」と答えた私だが それからも誘惑に勝てなくて触り続けていたので フランスでもそのせいで10回は耳鼻科に通った。 そのお陰で外耳炎は良くなったのだけど 2年半前に娘を妊娠中 耳管開放症というこれ又厄介な病気にかかってしまった。 この病気については前に一度書いたのだけど 念のために又ちょっとだけ書いておく。 耳管開放証とは文字通り 耳の奥にある管が開放状態になってしまう病気だ。 開放状態になっても痛くはないのだが 常に自分の声や呼吸音が頭に響き続けると言う とっても不愉快な状態になる訳で それはそれでつらかった。 ちなみにこの病気 フランスの耳鼻科では知られてないのか? どこの耳鼻科でこの症状を説明しても どの医者もそんな病名は出さなかったし 特効薬もくれなかった。 今思えば そんな病気がある事さえ知らなかったのじゃないかと思う。 では、どうして私がこの病気を知ったかと言うと どの医者に駆け込んでもらちがあかなかったので ネットで調べまくって それ専門のサイトに行って やっと自分の病名が判明したのだった。 そう思うと なんて便利な時代になったのかと思う反面 医者が何の役にも立たないのもどうかと思ったり。 そのサイトの情報に寄ると 耳管開放症の治療法は今の所無いらしい。 漢方薬で治す事も可能らしいが それも人によって効いたり効かなかったり。 何故そんな病気になってしまうのかと言うと 極端に痩せたり 風邪をひいて鼻をかみ過ぎたり 妊娠したり と言う理由があげられるらしい。 それを読んで 私のこの症状はきっと妊娠したせいだと確信した私は とにかく出産するまで耐え続けた。 第一そんな特殊な漢方薬なんて買えないし そうするしかなかったとも言えるのだけど。 で、 有り難い事に娘を出産した後 私のこの病気の症状は著しく良くなり まだたま~に左耳が開放状態になってしまう事もあるけど 深くお辞儀をすると治るので いきなり道ばたでお辞儀をして他人に驚かれる事はある物の 最近ではこの病気に悩まされる事もなくなった。 では、 なんで今日耳の話をこうして書いているのかと言うと 私が娘を妊娠中になったもう一つの病気、 ずばり“中耳炎”に 昨日から又悩まされているためだ。 一昨日からなんか左耳がつまってる感じがして 変だなあ、 と思っていたら 昨日義母の家に行く前からじんじんと痛みだし ああ、この症状は2年半前にかかった事のある中耳炎だと 思い当たってすぐに痛み止めを飲んだ。 昨日は日曜日だったので 行きつけの薬屋は開いてないし 第一中耳炎には抗生物質を飲まないといけないので 医者で処方箋をもらわないと薬だって買えない。 なので昨日は一日なんとか我慢して 今朝も朝5時くらいから耳が痛くて眠れなかったが それもなんとか乗り越えて 今朝やっと近くの一般医に電話をかけて診てもらって まんまと薬を手に入れたのだった。 朝飲むようにと言われてもらった薬を 11時頃飲んだのだけど 一時間後にはもう随分楽になっていた。 抗生物質って凄いなあ。 さっきも夜の分の薬を飲んだので つまった感じはもうすっかり無くなった。 まだちょっと痛みはするけど 今朝の痛々しい感じはまったく無くなって 祝日である明日の外出も 問題なく出来そうなので嬉しい。 でも、思うのだけど。 今回中耳炎になったのはこれで2回目。 ちなみに日本ではかかった事など無い。 耳管開放症もしかり。 私はそんなに病気はしない方だったけど 考えたら フランスに来てから何かとかかっている。 膀胱炎になったのもフランスでだった。 初めて胃腸炎で苦しんだのもやはりフランス。 ・・・これってフランスにいるから 色んな病気にかかってるって事かしら? 日本じゃなっても風邪くらいだったしさ。 いや、 風邪だってバカには出来ない。 今回中耳炎になったのだって 先週ひいた風邪が原因だし。 でもこうも新しい病気に次々とかかってしまうと 原因は何なのか知りたくなってもおかしくないでしょう? で、 私が思いついたその理由と言うのが 一つは、今書いた、 私がフランスにいるから、つまりフランスが元凶。 もう一つは・・・ 歳のせい・・・? ・・・きっと後者だろうな。 ・・・人間、歳には勝てないものねえ。 blog ranking お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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