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カテゴリ:娘の成長
私が入院中 旦那と子ども達が一度尋ねて来てくれた。 たった二日の入院だったので 土曜日の朝は家族皆でついて来てくれたし その翌日の日曜日の午後に 旦那が息子と娘を連れてお見舞いに来てくれたのだ。 息子は私が娘を出産する時に 私と離ればなれは経験済みだが 娘は産まれてこのかた 私と離れて暮らしたことはなかった。 その娘がどんな様子なのかとても気になっていたので 旦那が来ると同時に訊いて見ると 「別に普通にしてるよ」との事。 ホッとすると同時にちょっと淋しくもある私。 私を見た娘は 「ママン、抱っこ」と甘えて来たけど ひとしきり抱っこしてあげたら 息子と一緒にいつものようにふざけだした。 でもやはりいつもよりは私にくっつきがちで 私がいなくて淋しかったんだなあ と言うのも感じられた。 帰る時間になり 旦那に「もう帰ろう」と促されても 「にょ~ん!」と首をふり続ける娘。 私もつらかったので 「家に着いたらパパとMr.フリーズ(氷菓子)を食べられるよ」 と娘に耳打ちしたら 途端に態度を変えて パパに向かって手を伸ばす食いしん坊。 私より氷菓子の方が良いのね・・・。 と思わないでも無かったけど 泣かれるよりはマシなので良しとする。 でもそんな娘を見て 私がいなくてもちゃんとやってるんだな、 私に依存しっぱなしだった息子とは大違いだな、 なんて事も思ったり。 だから月曜のお昼に家に帰って来た時に 娘に 「私、泣いたの」 と言われた時は驚いた。 「なんで?」と訊くと 「ママは、病院にいるから」 と過去形ではなく現在形で話す娘。 「もう帰ってきたから平気だよ。 もう病院には行かないからね」 と抱きしめた。 旦那にはそんな話は聞いてなかったので 「いつ泣いたの?」 と旦那に問うと 夜寝る前に「ママン、ママン」と凄く泣いたのだと言う。 夜になって心細くなったのかなあ。 いつも私と一緒に寝てるから 私がいなくてたまらなくなったんだろうな。 そう考えると哀しくて ごめんね、と娘に謝っておいた。 それからもう数日立つのに まだ何かと言うと 「私、泣いたの」 と私に言って来る娘。 「どうして?」 と訊くと 「だって、ママは病院にいたから」 と今度は間違えずに過去形で話す。 もう帰ってきてから5日も立つのに いまだにそう繰り返す娘のその言葉に 私はいつも泣きそうになる。 子供を泣かせるような事はしたくないな。 いてあげられなくて泣かせるような事は 出来るならもう二度としたくないな。 今はそう心底思う私なのでした。 blog ranking お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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