思えば遠くへ来た私

先日頼んでおいた娘のベッドが

今朝、やっと届いた。

組み立ては別料金なのだけど

毎回家具を買う度に組み立てていて

その度にとっても苦労してきたので

今回はその別料金を払って組み立ててもらう事にした。

もったいないけど、しんどいのもつらいし。

数日前に電話がかかって来た時に

水曜日の朝に届けますから

とは言われていたのだけど

朝と言ったって何時になるのか良くわからないので

予定も何も立てられず。

フランスらしいと言えばそれまでか。

と言う訳なので

今日はいつものように公園にも行かず

子供たちと一緒に大人しく家で待つことに。

10時過ぎにやって来たフランス人二人は

とても手際良くテキパキとベッドを組み立てて行き

3年半前に買った息子のベッドを上に設置して

はしごを取り付けるまでに

なんと30分位しかかからなかった。

いつかこんな日が来るかもしれないと

息子のベッドを買った時に

二段ベッドになる物を買っておいたのだけど

やっぱり正解だったなあ。

なんて思いながら

お店の人たちがにこやかに帰って行ったあと

早速出来上がったベッドをじっくり見に行くと

二つのベッドの色が全然違う・・・。

確か選べる色は二つしかなくて

今回もナチュラルを選んだはずなんだけど・・・。

これって前のベッドが日に焼けて黒くなったからかしら？

そんな私のいぶかしげな様子には全く気付かず

息子は自分のベッドに上がり込んで大満足。

娘も自分のベッドにご満悦で

しばらく二人ともそれぞれのベッドを堪能してました。



でも実は娘にベッドを買ってあげると約束した時に

ピンク好きの娘

「ピンクのベッドを買いたい」

と言い続けていたので

めでたくベッドが出来上がったあとで

娘のピンクのシーツを買いに行きました。

その後は

朝大人しくしていてくれたご褒美に

彼らの好きなファストフッドのお店に。



とまあこのように

今日と言う日は無難に過ぎて行ったのだけど

さっきお風呂の後に

私がキッチンにいた所

旦那が大きな声で娘を呵っているではないか。

何事かと見に行くと

お尻を叩かれた娘はもちろん大泣きで

私の所へ泣きながらやって来て

しゃがんだ私にしがみついて

体中に力を入れてこれでもかと言うくらい泣き続ける。

どうやら娘がはしごを使って

上のベッドに上ろうとしたらしい。

そう言えば今朝ベッドが来てから

自分のベッドに満足していた娘が

上の息子のベッドには全く興味を示さなかったので

注意をするのをすっかり忘れていた。

「パパはあなたの事が心配だから

　あんな風に怒ったのよ。

　上の段に上るのはとっても危ないから

　アナタは上っちゃいけないのよ」

と今更ながらやっと言い聞かせる私。

遅過ぎるって！！

旦那は滅多な事では娘は叩かないので

いきなりのパパの剣幕に

とても驚いてしまったらしく

しばらくの間泣き止まなかった娘だけど

叩いて悪かったと反省でもしたのか

旦那が娘の機嫌を取る為に

アイスクリームを持って来たので

それを貰ってやっと泣き止んだ娘、

私の膝の上でゆっくり食べ終えた。

そんな娘は、

今夜からやっと娘は自分のベッドで寝る事になる。

勿論私はこれまでと同じように

引き出しベッドを組み立てて

彼らと同じ部屋で寝るつもり。

だって、

夜中に目を覚まされて泣かれたりして

部屋を移動するのもイヤだしね。

きっと最初はいつものように

娘にくっついてあげないと寝てくれないかもしれないけど

寝付いたら娘を彼女のベッドに残して

私は一人でのびのびと眠る予定。

そう、

私はこの日をずっと待っていたのよ！！

なので出来れば娘には

夜中に起きてなんて欲しく無いけど

一体どうなる事やら。

はたして私の安眠の日々は

今日からやって来るのか・・・！？

その結果は

また明日報告したいと思います。







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