思えば遠くへ来た私

私は良く夢を見る方だけど

今朝の夢は

いつもにも増して変な夢だった。

私は実家の両親の家の茶の間で

こたつに入ってテレビを観ているのだ。

で、

こたつの上にあったまんじゅうをおもむろに手にし

食べ始める私。

まんじゅうには「とら」と書かれていて

それを見た私は

「ああ、そう言えば、お兄ちゃんが東京に行ったとか言ってたけど

　野球観戦でもして来たお土産かな」

なんて思うのである。

でも、

「とら」と野球と言えば、普通は大阪だよね？

実際に「とら」なんて書いたまんじゅうが売ってるかどうかは別として。

そんな素朴な疑問さえ

夢の中では浮かんで来ない物なのねえ。

で、その問題のまんじゅう。

ぱくっと食べてみると

緑色のこしあんがなんとも美味しくて

夢の中の私は「美味しい！！」と大感動。

これまで色んな夢を見たけど

物を食べて「美味しい！！」と実感する夢は

実はこれが初めて。

目を覚ました後も

変な満腹感を感じてしまった私でした。

で、その続き。

そのまんじゅうがあまりにも美味しかったので

2つ目を食べ始めた私は

ふと手を止めて

「週末にヴィルフランシュに海水浴に行く予定なのに

　こんなに食べてしまったら

　太って腹がポコンと出て

　私の人生初の水玉ビキニが着れなくなってしまうかも・・・」

なんて心配になってしまうのだ。

これもなんとも変な話。

だいたいこたつに入ってまんじゅうを食べてるのに

週末に海水浴は有り得ないし。

しかも実家の広島にいるのに

数日後にはフランスにいる家族と一緒に海水浴って

絶対無理って何で思い当たらないのか？

いや、飛行機に乗って帰ってくれば可能か・・・。

それにしても

数日後には地球の反対側へ行くと言う緊張感は

かけらも感じられなかったしな。

こんな風に考えると

夢って本当に面白い。

後で思い返すと

実際にあった事のように

その時の映像が明確に思い浮かぶんだもの。

例えそれが有り得ない事であっても。

そんな風に考えたらおかしくて

今朝、起きてすぐに旦那にその話をしたら

「よっぽどまんじゅうが食べたかったんだなあ」

と言う感想。

・・・ああ、そうだったのか、

私はただ単にまんじゅうが食べたかっただけなのか・・・。

・・・・・・。

・・・本当にそうかなあ？

夢判断には

「まんじゅうを食べる夢」なんて項目は

やっぱりないのでしょうかねえ・・・？








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