思えば遠くへ来た私

昨日はフランスでは祝日だったので

今度小学校に上がる息子の為に

家族で必要な文房具を買いに行く事にした。

目指すはちょっと遠くの大型スーパー。

お昼はショッピングセンター内にあるファーストフードで食べる事にしたので

息子も娘もご機嫌だったのだけど

行く直前になって娘が

「歩いて行く！！」と駄々をこねだした。

それでなくとも遠いのに

2歳半の娘が歩き通せる訳も無く

「お願いだからベビーカーに乗って」と頼んでみたが

頑固な娘は首を立てには振らない。

泣かれても無理矢理ベビーカーに乗せるしか無いか、

と覚悟を決めた私の隣で旦那が

「スーパーで良い物買ってあげるから」

と言ってしまった・・・。

勿論娘がその言葉を忘れる事は無く

スーパーに着くと同時に騒ぎだした。

でもそこは、

やはり今日は息子の為に来たのだからとなだめすかし

リストを見ながら文房具をカゴにいれて回る。

その後は食料品を買いに走りたかったが

やはり娘が引き下がる訳も無く

しばしおもちゃ売り場をうろうろするハメに。

結局、買ったのは2ユーロのピンクの自動車だったので

それなりに安くは上がったのだけど

こんな風にどこかに行くたびに何かを買ってあげるのは

（家計的にも）絶対に良く無い事だと私は思う。

で、今日。

息子を夏季学校へ連れていった後

娘を公園に連れて行って遊ばせ

その後で用があったので

近くのスーパーの２階の家庭用品売り場に行った。

ところでそのスーパーの2階には

家庭用品の他にもおもちゃなんかが売っていて

これは娘が黙ってないだろうと心配していたのだが

思った通り。

「私にも何か買って！！」

とずっっっっっっっと言い続け

レジでお金を払っている間も

近くのおもちゃを指さして

「アレが欲しい！！アレ買って！！」と

レジのおばさんがあきれる程の騒ぎっぷり。

・・・これまで甘やかし過ぎたかしら？

公園から「帰りたく無い！！」と逃げ回る時にも

「何か買ってあげるから」と耳打ちしたりしてたしな。

都合が悪くなると

いつもエサで釣ってた報いか・・・。

今日はさすがに昨日買ってあげたばかりだったので

いくら泣かれても知らんぷりして放っておいたら

家に着くまでずっと泣いていた娘。

これで「どんなに泣いても買ってもらえない時もある」と

ちょっとは理解してくれてたら良いんだけど・・・

一回くらいじゃ無理か。

何よりも「自分のためのプレゼント」が大好きな娘。

そうそう毎日貰える物じゃないと

しっかりわかってもらう為には

あと100回くらいは泣いてもらう事になるかもな・・・。








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