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テーマ:猫のいる生活(139058)
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一ヶ月以上も前に飼い主が旅行に行って以来
隣の猫アルチュールがうちに入り浸りだと言う事は もうこの日記にも書いた。 そのアルチュールが実は昨日 一度もうちに姿を見せなかった。 いや、実は、昨日の朝 家族で出かけようとエレベーターを待っていた時に アルチュールが彼の家の中でないているのが聞こえて来たので 「あれ、どうしたのかな?」 と少し不思議には思っていたのだ。 でも帰ってきた時にはもうないてなかったし きっと何でもないんだろうと その後は夜まで忘れてしまっていた。 でも夜になって 「そう言えば今日はアルチュールの姿を一度も見てない」 と夫婦揃って気がついた私たち。 旦那と二人で一応心配はしたのだけど 一つだけアルチュールがうちに来れない理由が思い当たったので きっとそうだろう、と 気にせず寝てしまったのだった。 その理由と言うのは。 これまでアルチュールは隣のネコだとずっと書いていたけど 正確に書くと、 アルチュールは、隣の隣のネコである。 うちのアパートとアルチュールの飼い主であるマダムWのアパートの間には 実はもう一つアパートがあるのだが そのアパートは一年のうち10ヶ月位は無人状態。 多分、どこかの会社が持ち主で その会社関係の人たちが たまにバカンスを過ごす為に来るだけなのだろうと 私たち夫婦は考えているのだけど。 で、たまにやって来る人たちの中には 隣のネコがバルコニーにやって来るのを嫌がって バルコニーの柵の上を段ボールなどで覆って 猫が行き来出来ないようにしてしまう人がいるのだ。 数日前から そのアパートに見知らぬ人が出入りしているのを見た私は すっかり彼らがアルチュールの邪魔をしているのだと思った訳。 が、今朝 試しにバルコニー越しにのぞいてみると 何にも小細工されてない事がわかり 一気に血の気が引いてしまった。 ・・・じゃあ、なんでアルチュールはうちにやって来ないの!? 気になって気になって とうとう今朝、 子ども達を公園に連れて行く前に アルチュールの餌やりを頼まれているおばさんの元へ行ってみた。 私が「マダムWはもう帰ってきてるんですか?」 と訊いた途端、 そのおばさんが機関銃のように喋りだした。 彼女が言う事には 一昨日、バルコニーの植物に水をやるために雨戸を開けようと その自動シャッターのスイッチを押した所 壊れて開かなくなっているのに気付いたらしい。 雨戸が開かないとなると アルチュールがバルコニー越しにうちにやって来る事も不可能。 一応エサと水はやっているので 平気だろうとアルチュールを残して来たらしいが 閉じ込められたアルチュールは ずっと泣き通しだったらしい。 でもいくらエサと水があっても 一人で人気の無い家に閉じ込められてるのも可哀想だと思い アルチュールさえ良ければ うちで預かっても良いですよと一応言ってみたら お昼に帰ってきた時に おばさんがアルチュールを連れてうちにやって来た。 マダムWは今夜帰って来るらしいが アルチュールが淋しさで吐いていたのを見て おばさんも心配になったようだ。 うちにいればチチもいるし エサもトイレもあるし アルチュールも淋しくはないだろう。 たまに悪さはするけど なんかこの一ヶ月で私たち家族にとっても慣れて まるでうちの猫のようだし。 マダムWは今夜帰って来ると言う事だけど これまでもおばさんに何度も電話をしては 妹や娘の家での滞在を延ばしまくっているので もしかしたら後数日は伸びる可能性も大。 ま、いいんですけど。 ・・・帰ってきてくれさえすれば!! blog ranking お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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