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カテゴリ:義母
これまで義母に付いては 何度もこの日記に書いて来たけど 義父についてはあまり書いたことが無い。 義母が素晴らし過ぎて義父の陰が薄いのが 一番の原因だと自分でも思う。 今日はそんな義父と義母の関係に付いて 少し書いてみようと思う。 さて、 今日は義母の仕事が休みだったので お昼を御馳走になりに義母の家へ。 バスで彼らの家のすぐ近くに付くと いつも義父がバス停の近くでニコニコしながら 私たちを待っている。 こういう風に書くと とっても優しい義父っぽいが 実はとっても頑固でもある。 今でもとっても頑固だけど 若い頃はもっと頑固だったらしく 彼の武勇伝を聞く限り 「とんでもない爺だな」 と思わなくも無い。 でも私や子ども達にはとっても良いおじいちゃんなので 特に娘はじいちゃんが大好きだ。 そんな義父と義母のやり取りを見ていると ついつい笑ってしまうことがある。 彼らが結婚したのは二十歳そこそこで とても若くしてうちの旦那を産んだ義母。 その後も二人も男の子を産み落とし 3人の腕白坊主の母となった。 義父は昔気質の人で 義母が働きに出るのは反対だったらしく 義母は旦那が10歳の時にやっと 義父の反対を押し切って働きだしたのだった。 そのことで彼らの間はケンカが多かったらしく 一度なんて 怒った義母が義父の頭をフライパンで殴り 義父が気絶をしたので 驚いて救急車を呼んだこともあったとか。 そんな義父も 今は義母の仕事を誇りに思ってるようで 私と旦那の結婚式の時に 結婚の保証人になってくれた私の友達にまで 義母について誇りに思っている なんて事を話したようだ。 そんな義父も お酒を飲むとちょっと意地悪になる。 頑固な所ももっともっと強力になり 手がつけられないことも。 そんな時は義母も 「はいはい、アンタのいう通りよ」 と諦めて軽く受け流すようにしているのだが 今日はちょっと様子が違った。 ご飯を食べて義両親と私と旦那とでトランプをしていた時のこと。 退屈した息子が 暖炉の上にあったポプリを触っていたので 私が「イタズラしないでね」と注意をしたら 「ああ、そうそう、そのポプリはあなた達のなのよ」 と私にひとつくれた。 それは先週の土曜日に結婚した 旦那のいとこの披露宴で配られた物だったらしく 新郎新婦の名前が書かれていた。 それでその結婚式の話題になり 義母が嬉々として話し始めた途端 義父が一言 「新郎は全くかっこ良く無かったし 意地悪だったぞ」 と言った。 ちなみに新郎は義母のお兄さんの息子。 自分の親せきを馬鹿にされた義母は勿論面白く無かったようで 「ほとんど会ったことも話もした事もないくせに なんでそんなことを言うのよ!!」 と怒った。 それに対する義父の答えは 「意地悪そうな目付きで歩いてたじゃないか」 そう言いきった義父、 その旦那のいとこの歩き方の真似を何度もして笑いころげる。 ・・・所詮義父の見方はこんな物。 彼の話に本気で耳を傾けてはいけないと 今日は私も思い知りました。 その後は義母も 義父の一番上のお兄さんは意地悪だとか すぐ下の弟はどうしようもないとか 色々逆襲してたのが笑えた。 実際の話、 義父の兄弟内で遺産相続のゴタゴタがあって いまだに彼らの両親の家は放置されたままなんだとか。 彼らが生きてるうちには絶対解決しないと 周りの皆はもう諦めてるみたい。 まあ、そんな風に 義父と義母の言い争いでトランプも中止になり 5時過ぎまでお邪魔した後 義母の車でうちまで送ってもらうことに。 私たちが車に乗り込んでいる間 義父は車の前で私たちが出発するのを見守ってたんだけど いざ出発しようと義母が車を発射させた途端 目の前にいる義父を見ながらこう言った。 「・・・轢いちゃおうか」 ・・・ひええ!! 勿論冗談に決まってるし 私も思わず笑ってしまったけど この義父と一緒になった義母の苦労は 本当に大変な物だと思うので もしかしたら0.001%くらいは 本気が入ってたかも、 なんてちょっと思ってしまった私でした。 写真は義両親の家で遊ぶ子ども達。 こんな義両親をうちの子供達は大好きなのだ。 ・・・勿論私もね。 blog ranking お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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