思えば遠くへ来た私

今朝、久しぶりに図書館に行って来た。

日本から帰ってきて一週間、

夜寝る前に読む本は手持ちの物を使っていたが

何度も読んだ本を何回も読むのもイヤなので

つらい身体にむち打って行って来たのだ。

すると

バカンスの間は無かったお話のコーナーが

又再会しているのを発見。

これは、

図書館の児童書がある場所の一角に

芸達者なおばさんとかがやって来て

子ども達にお話を聴かせてくれると言う物。

前と同じで

10時半からは2歳から4歳の子供達、

11時からは4歳から6歳の子供達と分かれていたので

まずは娘と私用にカウンターにチケットをもらいに行った。

（小さな子供の場合、親と一緒に入れるのだ）

チケットをくれたお姉さんは

一応「彼女は何歳？」と娘を指して訊くので

「2歳7ヶ月です」と答える私。

そしたら「彼は？」と息子を見ながら訊いて来たので

「6歳なので次の回に」と言うと

別のお姉さんが

「6歳だったら11時の回からにも入れませんよ」と言う。

でも貼り紙には4歳から6歳と書いてある。

なんで？と思ってそのお姉さんを見ると

「“4歳から6歳”と言うのは6歳丁度までと言うことだから」

と説明してくれた。

でも、普通、

4歳から6歳までとあったら6歳児もOKじゃないの？

なんて言う不満が心をよぎったが

図書館の人がそう言うんだから仕方がない。

そう思って息子にそう言おうと見ると

その会話を一部始終聞いていた息子は・・・

泣いてますやん！！

あらら、又か。

「泣くこと無いでしょう！！」

そんな責めるような私の慰めは全く役に立たず。

それを見ていたさっき「ダメ」と言ったお姉さん、

わざわざカウンターから出て来て

さめざめ泣く息子を諭しだした。

彼女が言うには

毎週水曜日の午後には

6歳以上の子供用に映画が上映されたりしているので

それを見に来れば良いだけのことなのですと。

・・・水曜の午後ねえ。

午後の娘がお昼寝してる間は

私の貴重な自由時間なので

いくら息子の為とは言え

図書館くんだりまでやって来るのは

はっきり言って相当面倒くさい。

幸い今日はそのお姉さんが

泣いてる息子に同情してか

特別にチケットをくれたので

息子もお話会に参加出来たので良かったが

これからは水曜日のお話会は息子は卒業ということね・・・。

笑顔で柵の中に入って行く息子を見捨てて

いつものように息子のことなんて気にしないで絵本を探していると

5分後に振り返って私が見たのは

またまたシクシクと泣いている息子の姿だった。

・・・私が視界から消えたのがいけなかったらしい。

私の日本行きがあってから

極端に私から離れるのを嫌うようになったものな・・・。

仕方ないので息子の後ろに回って

柵の上から手を伸ばして

息子と手をつないで11時半が来るのを待つのはつらかった。

その間、娘はと言うと

何度も私に手を振りながら

一人でそこら中をてけてけ走り回っていたって言うのにさ。

もうすぐ6歳3ヶ月の息子。

こんなに泣き虫でいいんでしょうかねえ・・・？









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