|
|
|
October 17, 2007
カテゴリ：息子
うちの息子は、
産まれた時から私にべったりだったが 先月一週間程、 私が一人で日本に帰って以来 私への執着ぶりが尋常じゃなくなった。 私がトイレに入っていると ドアの前に座り込んで泣いたりするのだ。 さすがにこれには旦那がキレて 「男のくせにメソメソするな！！」 と怒鳴りまくったので それからは息子もパパを恐れてか泣かなくなった。 が、 その直後から 息子が変な行動を取るようになってしまった。 私が朝、トイレに行ったり 夜、娘と一緒にシャワーを浴びたりしていると ドアの当たりでガサガサと音がする。 何事？ と思ってみると ドアの下から紙切れがスーッと・・・。 息子だ。 拾って読んでみると まるで暗号のような息子の文字。 いっぱい間違ってるので 推理を働かせて読まないと なんて書いてあるのかわからない。 だいたいそれらの紙切れには 「僕は、早くママに出て来て欲しい」 と言うことが書かれている。 でも息子は 単語を聞いた通りに書くので ほとんど間違っていて母はガッカリ。 その手紙を息子に見せながら 「“アナタ”はVUではなくてVOUSって書くのよ」 とか 「“出る”はSORじゃなくてSORTENTでしょ、 ここは複数なんだから」 とか いちいち直してやるのだが 毎日のように貰う息子からの手紙には 改善された様子はまるで無い。 まあ、 このように少しでも自分で書こうと言う意欲を持つのは良いことなので 私も息子のやりたいようにさせているのだが。 たまに 一人でゆっくりトイレにこもっている時に ドアの前でガサガサやられると腹はたつけど。 実は、息子のこの手紙なのだけど いつも私宛という訳ではない。 たまに旦那にも書くことがある。 その手紙が書かれる状況と言うのが 旦那が息子を呵った後に限られているが。 だいたいが息子がふくれて子供部屋に閉じこもり しばらくしたらドアの下からスーッと 旦那宛の手紙が出て来ると言う感じ。 確か日曜の夜にも旦那に怒られた息子が 旦那宛の手紙をドアの下からくぐらせて それを拾って読んだ旦那は フン、と鼻で笑ってその手紙を棚の上へ置いていた。 なんて書かれてあるのか少し気になったが 私宛ではなかったので その手紙には手を触れないでおいた。 うちの旦那は短気なので 一瞬のうちに怒って手が付けられない時もあるが 冷めるのも早くて 息子が反省する暇もなく 「さっきは怒りすぎてごめん」と謝るので 息子もすぐに旦那を許し 後にひかないのが良い点だ。 だから家族関係も良好でいられるのかも。 さて、 今日の午後、 なぜかキッチンの電子レンジの上に 一枚の紙切れが置いてあった。 見ると いつもの息子の文字で 訳のわからない文章が書きなぐられている。 すぐに 日曜の夜に息子が旦那宛に書いた例の手紙だと気がついた。 5分くらいじっくり眺めて やっとなんて書かれてあったのか解明した私は その場で大笑いしてしまった。 そこには 「僕は、パパが意地悪だったからもう好きじゃない。 今度おばあちゃんに言いつけてやる」 と言う意味の言葉が踊っていたのである・・・。 パパにこっぴどく呵られて よほど腹が立ったのねえ。 そのわりには その後旦那にごめんと謝られて すぐに許してたくせにさ。 なんにしても おばあちゃんに言いつけるのは あんまりいい方法じゃないよ。 だって、 説明する為に アンタがやった悪戯まで報告しなくちゃならないものねえ？ blog ranking お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[息子] カテゴリの最新記事
|
|
