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テーマ:小学生ママの日記(28708)
カテゴリ:息子
昨日、学校から帰ってきた後
いつものように宿題を始めた息子の手元を見て驚いた。 息子が握っているのが 4cmくらいのちびた鉛筆だったからだ。 しかも、上下削ってるし。 「他にも鉛筆持ってるでしょう」 と、彼の筆入れの中を探してみたが なんと、他には一本も見つからず。 「なんで一本も無いの!?」 「・・・使ったから」 嘘ばっかし!! 9月に小学校に上がった時に 鉛筆を何本も持たせたし それに・・・そうだ!! 「日本から買って来てあげた鉛筆は?」 9月に日本に帰った時に 100均で息子にハムタローの鉛筆を買って来てあげたのだ。 確か12本くらいあったはず。 「あの鉛筆、全部学校へ持って行ったでしょう? あれ、どこへやったの?」 私の質問に無言でうなだれる息子。 「いっぱいあったんだから使った訳は無いよねえ」 それでも答えない息子。 「どこへやったのか言いなさい!!」 さすがに頭に来てしまって ちょっと怒鳴ってしまった私。 が、 うちの息子はこっちが怒ると 素直に答えないどころか その場をやり過ごそうと とんでもない嘘をついたりするので 怒るのは得策ではないとすぐに悟った私、 「・・・怒らないから本当の事を言ってよ」 と今度は下手に出てみる事にした。 それでも黙っている息子に 何度も「絶対に怒らないから」と言って見ると 「・・・本当に怒らない?」 とやっと顔を上げてくれた。 「うん、絶対に怒らないから」 「・・・あのねえ」 うんうん。 「実はねえ」 うんうん。 「・・・女の子達にあげちゃったんだ」 ・・・はあ? 「可愛いから欲しいって言う子がいっぱいいて あんまり欲しがるからあげちゃったんだ」 ・・・全部? 「一日一本」 ・・・意味が分かりませんが。 「でも、いっぱいあったのに 全部あげなくても・・・」 驚いて言葉を無くす私。 だいたいねえ。 アレは私がアンタの為にわざわざ日本で買って来てあげたのに それを全部人にあげちゃって 自分はこんなちびた鉛筆一本しかないなんて アンタって、アンタって 気前がいいにも程があるわよ!! せめて、 他の子の鉛筆と交換するとか 鉛筆じゃなくても他の物と交換するとか そう言う事は考えなかったの!? いや、決してケチな根性で言ってるんじゃなくて。 私はただ、 そんな風に自分の物を簡単に他人にあげて 自分が不自由してるなんて そんな状態を甘んじて受けてるアンタが 母は本当に情けないのよ!! ・・・とまあ、 結局怒らないと言いながら 半分怒ってる形になってしまった。 まあ、怒らないと言った手前 トーンは大分落として話したのだけど 果たして息子はこれで本当にわかってくれたかしら? そんな事があって、 今朝はいつもより5分程早く家を出て 7時半から開いている小型スーパーで 息子に鉛筆を3本買ってあげました。 もちろん、 茶色のだっさいのを。 息子はお尻に消しゴムがついたのを欲しがったけど 即、却下。 そんな珍しそうな物を持たせて 又調子に乗って誰かにあげたりなんかした日には 母は腹が立ち過ぎて 自分をのろってしまうだろうから。 3本にとどめたのも いっぱい持たせて気前良くなって 次々に鉛筆削りで削り過ぎるのを避けるため。 ・・・本当に避けられるのかどうかはわからないけど。 ・・・はあ。 自分の息子がケチに育ってしまうのもイヤだけど こんな風に考え無しに物をあげて 自分には何も残さずに 損な人生を歩む事になるなんて 私は絶対にイヤだわ。 ホントに、一体誰に似たんだろう? ・・・旦那かも。 blog ranking お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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