それぞれの旅立ち
先日近所のシュナ飼いの方が、ワンコちゃんを連れて訪ねてくれました。聞けば、肝臓が悪くて治療も出来ない状態で、元気なうちに会って欲しかったからと。でも目の前のワンコは元気そうに見えたし、自分の足で歩いて来てくれたのです。話を聞いても信じられなかったけど、つい昨日その子は亡くなりました。何度も入院しても持ち直し自宅での療養でしたが、ご飯を食べられなくなってからは衰弱がはやかったようです。でも、安心出来る自宅で、飼い主さん家族と自分の子供たちに看取られた彼女は幸せです。りんごの時の反省がひとつ・・・、望みを掛けたとはいえ病院で息を引き取らせてしまったこと。意識不明の状態ではありましたが、家族として看取ってやれなかったのを悔やんでいます。健康で天寿を全うできる子、長い間病気と戦い続けた子、思いがけない病気がわかってあっけなく去ってしまう子、旅立ちはいろいろです。でも私たちはその子の家族として、惜しみない愛情を注いできました。天に召されたその子のご冥福をお祈りします。