【書籍感想】神様たちのお伊勢参り
書籍の感想です。今回は神様たちのお伊勢参りです。神様たちのお伊勢参り [ 竹村優希 ]神様だってお伊勢参りをする。そんな神様たちが止まる宿が「やおよろず」です。ひょんなことから迷い込み、そこで働くことになった芽衣はたくさんの神様と関わりを持つことになるのでした・・・宿の主人は「天」という名前の狐です。もともとは荼枳尼天(だきにてん)という仏教の神様に仕えていた狐でした。その彼も色々あって宿屋をやっています。お伊勢参りというくらいですから、来る神様は神道の神様がほとんどです。その宿の主人が仏教の神の子分というのは不思議な感じですよね~私、以前レビューした神様の御用人の時も書きましたが、神様、神話にとても関心がありまして、出てくる神様出てくる神様をとても楽しく読むことができました。かなりマイナー(私が知らないだけ?)な神様も出てきて、とても勉強になります。芽衣は人間の身でありながら、まっすぐにひたむきに神様に向き合います。そんな芽衣を神様は逞しく、また、好ましく思い、手助けしてくれる神様の協力もあり、素敵な奇跡がたくさん起こります。ちなみにこのシリーズ、結構人気みたいで、7巻まで出ています。神様たちのお伊勢参り 7 (双葉文庫) [ 竹村優希 ]