【書籍感想】神様の棲む診療所
書籍の感想です。今回は「神様の棲む診療所」です。神様の棲む診療所【電子書籍】[ 竹村優希 ]神様関係の小説は結構読んでいますが、この本で扱う神様は沖縄に伝わる神様です。なので、知らない神様がどんどん出てきて、楽しいです。主人公の比嘉篤は大学を卒業後、家業の診療所を継ぐために地元に沖縄に戻ります。東京の生活に慣れてきたところだったので、本当は戻りたくなかったのだが、上京するときの約束だったこともあり、仕方なく沖縄に戻ります。沖縄に戻ると、距離感の近いおじいやおばあの辟易としているところに不思議なことが起きて・・・信じたくない、自分は東京の都会に慣れた常識人だと思いたい・・・けど、見えてしまう。そして、助けたいと思ったとき、新しい世界が開けちゃうのでした・・・キムジナーとかシーサーとか、かわいい神様がいっぱいで楽しいですね。