【書籍感想】吉祥寺よろず怪事請負処
書籍の感想です。今回は「吉祥寺よろず怪事請負処」です。吉祥寺よろず怪事(あやごと)請負処/結城光流【合計3000円以上で送料無料】親戚のガーデンショップに居候している大学生の保。そのガーデンショップの社員である啓介も一緒に暮らしていることもあり、仕事の枠を超えて兄のような存在になっています。そんな啓介は腕の良い庭師なのですが、実は陰陽師でもあり、庭にまつわる不思議な出来事を解決していきます。なんか良く分からないのですが、保は「悪いもの」に目を付けられやすいようで保の先々で事件が起こります。信じたくないけど、目の前で「あり得ない何か」が起こるので、知りたくなってしまい、「あれは何だったの?」と問うと、啓介の答えは「さあ?」というとぼけた答え。何か教えたくない理由があるようです。うーん、気になる。保じゃなくても気になる。続きの巻で明らかになっていくのかな。ちなみに「悪いもの」の描写はさあっと何かが通り過ぎたり、とかちょっとゾクッとする表現ですが、そこまで怖いものではないので、怖いものが苦手な人でも安心して読めます。続きが楽しみです。