【書籍感想】アリバイ崩し承ります
書籍の感想です。今回は「アリバイ崩し承ります」です。アリバイ崩し承ります (実業之日本社文庫) [ 大山 誠一郎 ]美谷時計店には「時計修理承ります」とともに「アリバイ崩し承ります」という貼り紙があります。「アリバイを証明する際、何時何分にどこそこにいたという話になる。 時間に関係する話であれば、それを崩すのに最も適切なのは時計屋」という分かったような良く分からないような理論で、アリバイ崩しを承っています。感想ですが・・・うーん、私には軽すぎてイマイチ楽しめませんでした。刑事さんが偶然に訪れたこのお店でつい難航している事件の話をしちゃうんですが、それを聞いた途端すぐにアリバイを崩してしまいます。ドラマになったらしいですが、映像だと面白いのかなぁ。まあ、崩すときのトリックもちょっと大げさなものがあるので、マンガっぽいと考えれば、ドラマのほうが向いているのかもしれませんね。