【書籍感想】もう一度読みたい教科書の泣ける名作再び その2
書籍の感想です。今回も「もう一度読みたい教科書の泣ける名作再び」です。【中古】【全品5倍!3/1限定】もう一度読みたい教科書の泣ける名作 再び/ 学研教育出版続きです。・ベロ出しチョンマ私はこの作品知りませんでした。タイトルはなかなかユーモラスな感じですが、なかなか辛いお話です。昔テレビでやってたマンガ日本昔ばなしを思い出しました。なんでそう思ったのか分かんないですが、こんな面白いおもちゃにこんな悲しい逸話があるというのがそう思ったのかな。懐かしく、そして胸を打つ作品ですね。・あかいろうそくこれも知りませんでした。でも作者の新美南吉さんと言えばごんぎつねとかが有名ですよね。あかいろうそくは勘違いから始まるとてもユーモラスな物語です。まあ、いきなり最初に、サルが赤いロウソクを花火と勘違いしてしまったと、オチが語られているのですが、そこに向かって動物たちの騒動が楽しく描かれています。全く泣けないですが、楽しいお話ですね〜・トロッコ土工の押すトロッコに憧れる少年の冒険。土工はお仕事でトロッコを押したり、乗ったりするわけなので、少年が乗れるわけはないのですが気の良さそうな土工を見かけた少年は押すのを手伝おうと申し出ます。快く受けてもらったことで少年は念願のトロッコを押すことができ、さらには下り坂に来たときにはトロッコに乗ることもできたのです。しかし、幸せは長く続きません。土工はいつまで経っても戻ろうとしません。だんだん暗くなってきてハラハラし始めた少年に土工はショッキングなことを言うのでした。決してイジワルで言ったわけでもないのにかれをどん底まで落とすその一言。なかなか面白かったです。続きはまた書きます。