【書籍感想】異世界でカフェを開店しました。(4)
書籍の感想です。今回は「異世界でカフェを開店しました4」です。異世界でカフェを開店しました。(4) (レジーナブックス) [ 甘沢林檎 ]今回は粗悪品を売るパクリカフェと慰安旅行のお話です。まあ、儲かるお店があればそれを真似る店が出てくるのは当然のことではあります。ましてや、レシピを公開しているとなればなおのこと。しかし、リサの店ではメレンゲを作るために専用の道具を魔法具屋に作ってもらっています。ハンドミキサーみたいなものかな?レシピではそんなことは書いてないので綺麗なメレンゲを作ろうと思ったらひたすら手で混ぜ続けなければなりません。そうなると人のレシピで楽しようなんて思っているお店が再現てきるわけもなく、見た目は似ているけど、微妙に美味しくないお菓子ができあがります。それでも店員にイケメンを配置して女性へアピールするなど工夫しているところはアリな気もしますが、カフェおむすびの正攻法な攻めにあえなく破れるのでした。そして慰安旅行。隣の国に海水浴を楽しみに行きます。でもバカンスのはずなのに結局は働いてしまうおむすびの一行。ちなみに、リサは隣国の貴族の横暴な態度に言い返してしまうのですが、コレ、結構危ないよね。リサはフェリフォミア王国の貴族。しかも魔術師長の娘がリサなわけです。隣国の王族の方が仲裁に入ってくれたからよかったけど下手したら国際問題に発展しかねないよね。リサは自分が重要人物であることをもっと自覚した方が良いよね〜