【書籍感想】闇と光の双翼 フェンネル大陸 偽王伝
書籍の感想です。今回は「闇と光の双翼 フェンネル大陸 偽王伝」です。【中古】 闇と光の双翼 フェンネル大陸 偽王伝 講談社ノベルス/高里椎奈(著者)パラクレスでの面倒な役割を何とか終えたフェンたち。結果は思わしくなく、ソルドにどう説明しようかと思っていたら、何とシスタスが攻め込んできて、王都オゼイユが陥落したというのです。フェンはソルドの民ではありません。なので、この事態を避け、別の国に避難する事もできます。しかし、王都から逃げ延びた人の中に親友ロカがいないことに気付きます。ロカを助けるためにフェンはソルドと行動をともにすることにしたのです。ソルドは外交で近隣国と仲良くすることで国体を保ってきました。なので軍隊は小さくとてもシスタスに対抗できません。そこで150年不敗というリーク国に助力を求めることにしたのです。リークの力を借り、国境を破ることで、兵站を阻害し、そこから王都に攻め上がる作戦です。何とかシスタスを追い払い、ロカを助けることができたわけですが、この戦いで仲間(?)になったゴルディ・ゴードンは意外と良いキャラですね。この後も出てくるのかな。ちなみに、ゴルディ・ゴードンはゴードンのなかのゴードンという意味らしいです(笑)男の中の男、みたいな感じですかね。さて、シスタスは撤退したものの、完全に諦めたわけではないようで、次巻以降、また攻めてきそうで怖いですね。フェンはいつまでソルドに尽くすつもりなのかな。