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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「三河雑兵心得9 上田合戦仁義」です。 三河雑兵心得(9) 上田合戦仁義 (双葉文庫) [ 井原忠政 ] 秀吉に睨まれた家康ですが、次男を人質に出す事で 何とか難を逃れます。 茂兵衛は秀吉和平派と目されてしまい、次男を大坂に 送る役を担ったり、面倒事を押し付けられます。 家康も和平派なのですが、茂兵衛に不満の目を向け させる事で何とか進めていきます。 しかしそんな矢先、真田昌幸が反旗を翻します。 みんないつかは裏切るだろうと思ってはいたものの やはり実際にやられると困ってしまいます。 なんだかんだ言っても、信州を取りまとめていた のは真田昌幸だからです。 となれば早々に鎮圧しなければなりませんが、 徳川軍に油断があるように茂兵衛は感じています。 というのも、北条との戦い、秀吉との戦いと どちらも敵より少ない兵数ながら、各自が奮戦し 軍事的には勝つことができたからです。 そのため、真田軍2千に7千の兵力を持って戦う わけですから、負けるはずがない。そんな気分で 戦後処理の話なぞしてしまいます。 しかし真田軍は寡兵ですが、弱兵ではあり ませんでした。また真田昌幸の策も練りに練った もので、徳川軍は惨敗してしまいます。 茂兵衛は殿として、友軍の撤退を支援します。 そして・・・ うーん、次巻が気になります! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.04 23:48:58
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