|
カテゴリ:カテゴリ未分類
・・・・すいません。 日記の書き方忘れました(^▽^;) なんつって。 麻生百合之介です、皆さんこんばんわ。 皆さんこんばんわ。 皆さんこん・・・ って、誰もいませんね (まー流石に二十日以上も日記更新滞らせてりゃ無理ないが(T▽T)) 先月末は半期にいっぺんの一大イベントがありまして、その為に徹夜、 その前日はお蔵米の算段で徹夜 その前々日大量の質札作成で徹夜 その前々々日は呑んでて徹夜 (↑馬鹿) で、睡眠不足で死にそうでした。やっと落ち着いたのが今週でして、 (あー、これでやっと休めるな・・・(--;)。。。) と思っていたのですが一昨日の夜から昨日にかけて夜を徹して諏訪湖まで行くことになったとですよ。なんでかっつーと、屯所の親睦会があって、とっても大人 (あーちくしょう、布団が恋しい・・・)。 当初予定されていた日程が半期にいっぺんの一大イベントと重なっていたので一度は断ったのだがどうやら戦場の同志達を連れて行く為に日程を変更されたらしいので、そこまで気を遣わせては申し訳無いので、今回はお庭番も参加することに。日も暮れて戦闘が終った夜もすがら、御庭番は同行する先輩・Mrハマーと上士・堀衛門を先に行かせて、戦場の戸締りを済ますと、一日の戦闘で疲れた体をひきずってアングラーの皆様達と待ち合わせ予定の時刻に遅れて合流。既にアングラー達は牛車に乗り込んでいた。御庭番が慌てて出発間際の牛車に飛び乗ると、 そこは既に宴会場と化してました 「おせーぞ、こら、百合之介ぇ~。」 『いや、すんまそん( ̄▽ ̄;)。』 「何だお前手ぶらで来たのか。酒くらい持ってこねーか、気がきかねーなー。」 『す、すんまそん(T▽T)』 どうもこの方達の辞書にはご奉公の為に遅れてきた同僚を労うと言う言葉が全く無いみたいどすな。 遅れたと言っても十分程度、高速使えば充分取り戻すことができるのだが、何だか一般道走ってるし。 『あのー、高速は使わないので?』御庭番は今回の幹事であるタッキーに尋ねた。 「遣わねーよ。」タッキーは麦酒を呑み呑み言った。 『なんで?』 「予算がねーからに決まってんだろーが、それとも何か?お前が払ってくれるんかい。」 (いや、その辺は予算で何とかするモンじゃ・・・(T▽T)。。。) とは思いながらも、遅れて来た為に強気になれない御庭番、自分の座席に戻り、コッソリ麦酒を呑んでいた。後ろの座席では同じように遅れて来たはずの堀衛門とハマーが他のお仲間達と共に既にへべれけになっている。御庭番は疲れていたので巻き込まれちゃ叶わんと、酒呑んで狸寝入りをしていた。 で、痛勤牛車に揺られて一般道を走ること延々七時間 (狭い座席で不自然な格好で寝てたモンだから、こ、腰が(T▽T)。。。) 何時の間にやら狸寝入りが爆睡に代わり、気がついてみたら朝の五時。まだ朝陽の昇らない諏訪湖は冷たい朝靄の中に鏡のような湖面を湛えていた。御庭番は寝惚け眼を擦りながら荷物を纏め、外へと出た。 師走の信濃国の風は冷たい 釣り道具を持っていない御庭番は、専ら舟の上で使う鍋とか共用の氷室箱などを運び出し、船に持ち込む。今日はご奉公では無いので身分の上下に関係無く協力するアングラー達。すると、酔いも醒めたタッキーが氷室箱を開けながら言った。 「おう、泰山、おめー氷どうした。」 「すいませんっ!忘れましたぁっ!」今回の旅行のもう一人の幹事、泰山が青冷めた顔で叫んだ。 『仕方ありませぬな、拙者が買って参る。』 釣り上げた魚を入れる氷室箱、氷を入れなきゃただのハコ。大方予想していたことなので、御庭番は寒風吹き荒ぶ乗船場から四町程離れた”雑貨屋・七壱壱”へ向かっててくてく歩き、板氷を購入。勘定を済ませていると携帯糸電話に泰山からの早飛脚。徐に携帯糸電話を覗き込むと・・・ ”先に行ってます。” ・・・・( ̄。 ̄)先に? て なんだとこのヤロー (T▽T)!! 氷買い忘れたってんで気を利かせて買いに行ったのに 置き去りですか (T▽T)? (しかも寒空の下) 御庭番は慌てて携帯糸電話で泰山の携帯に連絡を取った。 「・・・もしもし?」 『どーゆーこってすか、先に行くって!』 「あー、なんかね、後が詰まってるから先に船出すって船頭さんが言ってた。」 『拙者はどーすんじゃ!まさか泳いで追いつけっつーんかい!!』 「いや、後から小舟を出してくれるってからそれに乗ってきて。じゃ。ブチッ」 ・・・・( ;)ツーツーツー。。。 親切心がアダとはこのことか(T▽T)。 なんかもー人を信じられなくなりそうな勢いです、ハイ。気を遣ったのに何でこんなメに遭わなければ行けないのでしょうか?(しかし日記のネタとしてはおいしーッ!)←芸人魂 御庭番はもう陽が昇り始めた諏訪湖の沿道を、板氷を抱えながらとぼとぼと歩いて行った。艀を見ると船宿の従業員らしきオッサンの影。御庭番は事情を話し、小舟を出して貰ったのだが、この寒さで舟凍ってます。御庭番は尻の下にダンボール敷いて舟に乗る。剥き出しの小舟が湖面を疾走すると凍てつくような冷たい風が勢いを増した。 (さ、寒い・・・(T▽T)。。。) 氷なんかいらないだろ、この気温なら。こんな中で氷持ってると何だか雨の日に花壇のお花に水あげているアブナイ子みたいです。小舟は目指す船を大きく迂回して近づき、よーやっとアングラー達と合流。 (あんまり怒るのも大人気無いな、よし、ちっと爽やか兄さんで登場しよう) と思った御庭番、必死で 『いやー、また遅れちゃいました、すんまそ~ん(^▽^;)♪』 し~ん・・・ ・・・・(--;)。。。 こ、 この・・・ この野郎共わ (T▽T)!! なんかねーのか全く、おまいらの為に氷を買いに行った百合之介オジサンだよ、何か一言無いのかな(T▽T)? 『あのー、氷買って来ましたぞ。』 「・・・。」 『あのー、拙者も釣りしたいんだけど竿無いのかな、竿。』 「・・・。」 『すいやせん、ちょっと聞いてます?』 「あんだようっせーな!わかさぎ釣りはスタートが肝心なんだから邪魔すんな!!」 はい(T▽T)? (いや、もーちっとこのー、”ありがとう”とか”ご苦労さん”とかさー(T▽T)(T▽T)。。。) スタートが肝心と言われては愚図愚図しているヒマは無い。御庭番は貸し竿を手に取ると、寝不足の眼でハナクソみたいなピンクの虫をちっちゃい針に付け始めた。が、 エサ付ける前に袴に針絡む 御庭番は生来のぶきっちょなので、細かい作業に向いてません。そんなこんなで小半刻も針と格闘して、やっと袴に絡んだ針を取り、エサを付けて糸を垂らすと、 既に魚影無し(T▽T) どこまで痛い人生なんでしょうか。宝くじ的中した人の爪の垢を飲ませて頂きたいもんです全く。 で、そんなこんなの繰り返しで、午前中は釣果が上がらず、午後は睡魔が一気に来てほとんど寝てました。御庭番が釣ったわかさぎは50匹程度。それも持って帰っても始末ができないので他人にあげました。(一体何しに行ったんだ自分(T▽T)。) 夕暮れ前には竿を納めて、帰りもちんたら一般道を走って帰るアングラー達。帰りも勿論酒盛り開始。しかしこの日ばかりは流石にアングラー達もすぐにくたばってました。屯所に戻ったのは日もとっくに落ちた頃。後片付けをして、銘銘自宅に帰ったが、御庭番はMr.ハマーが車を停めている所まで大八車を引っ張って行った。 ガラガラガラ 『あー、流石に疲れましたのう。』 「んー、そうだなー。たまの休日位ゆっくりしたかったけどなー」 『拙者なんかこれで明日は法事で朝早くに出立しなければなりませぬ。』 「それで月曜日は仕事だからなー、キツイよなー。」 『とは言え、我らの為に日程を変更してくれたようじゃから無碍にも断れますまい。』 「そうだな、まあ、いいや、俺、来週一週間休みだし。」 なんじゃそら(T▽T)? 「あれ、言ってなかったっけ?俺来週一杯褒賞休暇でいないから。」 (あのー拙者は明日は法事で明後日はまた戦地に赴くんですが・・・(T▽T)・・・) 「来週はお前の負担が増えるかもしれないけど、まあ、宜しく頼む。」 『・・・へ、へい・・・(T▽T)。。。』 ああ、今夜は晴れだってのに・・・ 窓硝子の外が曇って見えらぁ(T▽T) 誰か拙者をブラジルに高飛びさせてくれ給い(泣)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|