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麻生 百合之介

麻生 百合之介

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2004年12月25日
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さあ、いよいよ有馬記念だ!!






先週の日記で”来週は有馬記念特集ですとか言いながら今の今まで考えがまとまりませんでした、今日は








”有馬記念開催の前日ですが何か(゜▽゜)?”







と、現実逃避しています、麻生百合之介です、皆さんアニョハセヨ~♪






御庭番は呑む打つ買うのヤクザな奉公人なんでござるが、この有馬記念ってヤツだけは思い入れがちょっと違う。何しろ・・・


















・・・え?












”有馬記念で稼がないと歳が越せないからだろ”








ですって?














そ、それもありますがホントの所は今回TOPを飾っているトウカイテイオーやオグリキャップと言った感動を呼ぶ名馬のレースに熱い漢のロマンを感じたから。例年このレースは数々のドラマや名場面が生まれ、ヤクザな奉公人ならずとも多くのにわか競馬ファンが馬券を購入している。恐らくこの日記をご覧の方々の中でも”有馬記念だけはやる”って方がいらっしゃるんではござりませぬか?そんなあなたの為に









よく判る(”当たる”ではない)有馬記念大予想







はっきり言って今回の有馬記念・・・







難しいです。





巷では秋の天皇賞、ジャパンカップと秋のG1を連覇したゼンノロブロイの評価が高い。鞍上は秋のG1になるとひょっこり日本のターフに現れるフランスの出稼ぎ浪人ペリエ。グラスワンダー以来の秋G1参連覇確実と言う呼び声高いのだが、御庭番はちょっと不安を感じている。







サンデーサイレンスの直仔は有馬ってあんまし勝って無いんだけどな・・・





事実、日本のG1をかっさらっているSS旋風、その数多居るG1馬の中でも有馬記念を制した馬は、実は3年前のマンハッタンカフェのみ。他のレースではSSの血が爆発しまくっているってのに何故?仔が菊花賞やジャパンカップなどの長距離レースを制していることを考えると距離適性が無いとは言えないが、その能力が最も引き出されるのはやはり1600米~2000米までの様な気がする。2500米を越える長距離レースでは、ナリタブライアンやマヤノトップガン、シルクジャスティスと言った有馬記念優勝場を輩出しているブライアンズタイム産駒の方が信頼性が高いのだが・・・








今回ブライアンズタイム産駒走りません
(T▽T)







お陰で別の長距離適性のある馬を探さねばならなくなった。そこで御庭番が今回白羽の矢を立てたのがダンスインザダーク産駒。ダンスインザダークはサンデーサイレンスの仔なのだが、自身が菊花賞を勝った実績があり、更にその産駒ザッツザプレンティ、デルタブルースも菊花賞を制す等、長距離適性が強い血統と思(いたい)う。サンデーサイレンスの直仔は1600~2000が適距離と先に述べたが、ダンスインザダークの母の父は英ダービー、愛ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを勝ったニジンスキーで、この血統からも長距離適性の資質は充分。ブライアンズタイムに匹敵する血統と見た。



 有馬記念は先に述べた様に”古馬の感動の復活”に加えて”新進気鋭の馬の活躍”と言うケースが多い(様な気がする)。’90年のオグリキャップの時はメジロライアンが、’97年のシルクジャスティスの時はグラスワンダーが、’01年のマンハッタンカフェの時にはアメリカンボスが、と、古馬と若駒の組み合わせが多い。で、今回そのケースで行くと、古馬と言われる四歳以上の馬はゼンノロブロイ、シルクフェイマス、ユキノサンロイヤル、ダイタクバートラム、タップダンスシチー、ヒシミラクル、ツルマルボーイ、コイントス、アドマイヤドン。この内、距離、馬場適性他、力関係を考慮すると、ゼンノロブロイ、タップダンスシチー、ダイタクバートラム、ヒシミラクルと言った辺りが上げられる。



次に三歳の若駒と言えば、ピサノクウカイ、ハイアーゲーム、コスモバルク、ハーツクライ、デルタブルース、グレイトジャーニー。この中で血統、力量、実績からすると御庭番が注目するのはデルタブルースとコスモバルク。今年競馬界の話題をかっさらったコスモバルクの父は、日本ではあまり馴染みの無いザグレブなのだが、この種牡馬の父はアメリカの大種牡馬ヌレイエフであり、母の父は日本が誇る名馬・トウショウボーイ。どちらかと言うとマイル向きなのが心配な所だが、前レースのジャパンカップでも後1ハロンあればゼンノロブロイを差しきったんではないかと思う勢い、そして競った時の勝負根性と言い、人気優先の色が濃い馬ながら、その潜在能力は極めて高い。鞍上がヘボ騎手に戻ってしまったのが気になる所だが、枠順も良い(トウカイテイオー、マンハッタンカフェと同じ)ので、前走と同じ力が出せればかなりいい線行きそう。デルタブルースは先に述べたダンスインザダークの産駒であり、今年の菊花賞馬。”菊花賞馬はとりあえず抑えとけ”と言う有馬記念の格言に従うと、実績が薄い(菊花賞の前までは重賞勝鞍無し)ながら、ジャパンカップでバルクに次ぐ三着に入ったことを考えると上昇傾向にあると思う。他の馬は実は全部サンデーサイレンス産駒。前三走の実績から見ても特筆すべき点は無いので思い切って消し。





で、これまで色々ごちゃごちゃ能書き垂れて来ましたが、結局・・・











タップダンスシチーとデルタブルースで勝負します。







押さえにゼンノロブロイ、コスモバルク、ダイタクバートラムを絡めて買いますが、大本命はタップダンスシチー。凱旋門賞17着の惨敗が印象を悪くしており、出来も八分、5枠9番の位置に陣営も
最悪だと嘆いていると言うウワサだが、強い馬はレースが近づくと自分で馬体を作るんだよ。過去2度挑戦して二着八着と敗れているが、この馬の力を侮ってはいけない。ゼンノロブロイは春の天皇賞ではイングランディーレに破れ、宝塚記念ではタップダンスシチーはおろかシルクフェイマスの後塵を浴びている。ここ秋2戦の強さは圧倒的だが、













何かがある、それが有馬記念なんです
(例年配当は中穴傾向だしね)















・・・え?










”何でタップダンスシチーなんだ?”











ですって?


















・・・・・(--;)。。。























だって今年”Shall We Dance”がリメイクされたでしょ?







ダイユウサクがよもやの大逃げで有馬記念を制した年には松田優作が亡くなったし、9.11テロの年の有馬記念の勝ち馬は”マンハッタンカフェ”で、二着が”アメリカンボス”ですよ?













何かがある、だから有馬記念なんです(笑)
(まあ、最終的には当日の馬体重見て決めますがw)








泣いても笑っても今年最後の大レース、御庭番も気合入れて頑張る所存でございます。

















何しろ当てないと歳越せませんから
(T▽T)










と言うことで明日の結果をお楽しみにはあと





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最終更新日  2004年12月26日 03時37分47秒
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