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”ぶ・ら・り途中下車の旅 ~ 御庭番・憧れのハワイ航路~ ” ・・・同じ国ですよ? 同じ州・・・ですよね 隣の島に行くだけなのに・・・ パスポート必要とは思いませんでした (T▽T)←バカ 拙者は慌ててバスのガイドの日系じいさんに 『あのー、すみませぬ、拙者パスポート忘れたらしいのだが・・( ̄▽ ̄;)。。。』 と言ったら、 「えーっ?ペェアスポゥート忘れたノォ?それじゃまうい島行けないヨゥ?」 と大きな声で言われてしまいました(T▽T)(だってホントに知らなかったんだもん)。 しかしここで諦めたらはハワイに来て御留守居役になってしまう。多額の金子も払っていることだし、ここで引き下がる訳にはいかん!と言うことで御庭番、得意の土下座交渉でバスを御庭番達が宿泊するホテルに戻して貰うことになった。 「Hurry Up!」←日系ガイドの声 周囲の冷たい視線に晒されながらもホテルに着くや否や、物凄いダッシュで部屋に戻った御庭番、部屋に飛び込むと、室内金庫を開けてパスポートを取って無事戻って来ることができました。時間に余裕があったので何とかなったが、あれで時間が押していたらと思うと、恐ろしいですな(^▽^;) てんやわんやで空港に向かったが、御庭番は一応運ちゃんにお礼の言葉と僅かばかりのチップを渡して空港に降り立つ。搭乗口の手前で手荷物検査を受けてゲートに向かうと、目の前に小さな飛行機が。これぞかつて機体の上半分が粉砕しながらも飛行を続けたと言う奇跡的な事件を起こしたハワイアン航空でございます。 一抹の不安を抱きながら搭乗したが、飛行機は無事Take Off(離陸)。小半刻程で無事に着陸致し申した。 この日、天気快晴 (あーこれだよ、これこそハワイだよ(T▽T)) 御庭番一行は空港を出ると、カリフラワーみたいな頭したおばちゃんに連行されて、バスに乗り込む。バスの中には運転手の他におばちゃんのガイドさんが居た。 ”皆さんこんにちわ。ようこそオアフ島へ。今日は天気も良くて良本当にかったですねぇ。今日一日皆様をご案内します、ガイドのシェリーと申します。宜しくお願いします。” と、異様に日本語が上手いガイドさんであった。 ”マウイ島はホノルルから飛行機で約25分、120kmほど東に位置する島です。もともと2つの別な火山島であったものが長い間の地殻変動によってひとつの島になったもので、東マウイ、西マウイそれぞれに高い山があります。これから皆さんが行く東マウイのハレアカラ山は標高約3000mの休火山で、火口はNYのマンハッタンがそっくり収まるほどの規模です。島の姿を見ると、人の後姿のように見えるこの島は、かつてサトウキビ産業を中心に栄えた島ですが、最近はリゾート地として有名で、米国の旅行誌で世界最高の島に選ばれた観光の名所で、別名”魔法の島”と渾名される程美しい島ですが・・・” バスの中でシェリーさん一生懸命説明してくれました。ヘタすっと日本のバスガイドよりも上手いかも知れん。眠くてほとんど頭の中に入って無いのが申し訳無い程でござった。 バスはサトウキビ畑が広がる広大な平野を抜け、ハレアカラ山へと向かう。標高3000mと言えば結構な高さだが、山頂近くまで上がることができた。途中、銀剣草と呼ばれる花(咲いてませんでしたが)を見ながら昇って昇って約1時間、 ついにハレアカラ山山頂に到達 (頂上から撮影した風景↑) したんですが・・・ すげぇ寒いッス (T▽T) (この日の気温、約8度) 何しろここは常夏の島なのに雪が降ると言われる山の頂上。幾らハワイだっつったって寒いの当たり前だろ。失った夏を求めてバカンスに来たのに なんで山なんですか? なんで寒いんですか? ここに来て何か得するんですか? ええ、ちっとも得してませんとも (T▽T) (どーせならオアフ島で海に入りたかったなー拙者) 普段は雲がかかってなかなか風景を愉しむ事ができないと言うことだったが遠くの景色まで見ることができた。が、寒過ぎます。で、長居は無用ってんで20分程して下山。続いて日本の某建築会社が経営していると言うゴルフ場で昼食を採ることに。昼食はバイキング形式で、何故かハワイなのに味噌汁が出てたりしたが、それなりに美味しゅうございました。特にアイスクリームとフルーツが旨かったので、 『母上、これなかなか美味でござるぞ。もうひとつふたつ頂いて参りましょう。』 と言って席を立とうとしたら、母は呆れた顔で、 「百合之介、それは缶詰の桃じゃぞえ。そんな物が旨いとは余程貧しい食生活しておるのか・・・不憫だのう・・・」 と言われてしまいました(--;)。畜生・・・ 食事の後、腹ごなしに外に出ると、ハイビスカスの花が咲いている。普通なら路傍の花を摘むことはタブーなのだが、ここでは自由に採って良いとシェリーさんから説明を受ける。しかし御庭番は山登りの経験から、 とっていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ と言う主義なので 撮ってきますた 更にほれ、もういっちょう で、この写真を撮っている時にシェリーさんが何やらハイビスカスの繁みの中を指差してこちらに目配せしている。何事かと思って繁みの中を覗き込んだら、繁みの奥でゆっくりと動く生物が。御庭番、野生のそれを見たのは初めてだったので、慌ててシャッターを切った。それがこれなんでござるが・・・ 判りますか?皆の衆。ここにある生物がいます。 わかるかな? わかんねぇだろうなー ここにいるのは・・・ カメレオン様でございます。 (写真に撮ろうと思ったらすぐに風景に馴染んでしまって、何処にいるのかよーわからんね(^▽^;)) 昼時間も過ぎ、御庭番達は再び車中の人となる。次に行ったのは、御庭番には全く縁遠い ジュエリーセンター ハワイは良質のペリドットが採掘されるらしく、他にも黒真珠とか珊瑚とかのジュエリーが一杯。値段も手頃で、プレゼントする人がいたら買ってしまいそうな店でござった。御庭番はこの店で・・・ ずっと煙草吹かしてました (いや、だって用は無いし) 次に行ったのはイアオ渓谷と言うマウイ島の名勝地。緑豊かな自然の中に屹立するようにクカエモク山が聳え立つ。イアオ渓谷は東マウイ制圧の戦いを挑んだカメハメハ大王がカフルイ湾から上陸し、カへキリ王の兵士を追い詰めて行った戦地。この戦いよって双方多数の死者を出し、渓谷を流れるイアオ川の水は血で真っ赤に染まり、死体によって川がせき止められたと言う兵共が夢の後の地である。今もその戦いの死者達の亡骸は、この渓谷の何処かに埋もれたままだと言う―。 ま、ここには15分位しかいられませんでしたがね。 (時間短過ぎ(T▽T) この後サトウキビを運搬したと言うトロッコ列車に乗ってヤシの実のジュースを飲みながらマウイの風景を楽しんだ後、ハワイで有名なヒロ・ハッティと言う土産物屋に立ち寄ってちょっとしたお土産を買った後、最後にホエラーズビレッジって所でショッピングを楽しみましたが、ここで御庭番が買ったのはサーファーパンツのみ。で、時間も迫って来たのでバスに戻ったら、シェリーさんが何やら浮かない表情をしている。 『いかがなされた、シェリー殿?』 シェリー殿の物憂げな表情が気になった御庭番がそう尋ねると、シェリー殿は力の無い笑顔で答えた。 「今娘から電話があったんですけどー、何だか明日は凄い嵐だから、帰りに蝋燭とか食料とか買って来てくれって言われたんですよ・・・」 ・・・・(゜ー゜;)。。。。 なんですて(T▽T)? 「なんだか巨大な低気圧が来ているらしくて・・・私も長いことオアフ島に住んでますけど、この時期に嵐が来るなんて今まで経験したことが無いですね。」 ごめん、それ拙者の所為かもしんまい (T▽T) とは流石に言わなかったが、後ろめたい気持ちを抱えたまま御庭番、バスに乗り込みました。 マウイ島を出たのはもう日も大分落ちた頃。帰りにシェリーさんが売っているコナ・コーヒーをチップ代わりに買って空港へ。飛行機が飛び立つ頃、夕暮れの向こうに真っ黒な雲が出ているのが気になったが、見なかったことにしました。その後、マウイ島の天気がどう変わったかは知らないが・・・ シェリーさん、有難う。 そしてごめんなさい。 (T▽T) (別に謝る必要は無いのだが、一応) さて、明日の御庭番は・・・ カウントダウンパーティに参加します。 明日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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