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7がつ27にち はれ
きょう、ぼくはかえりがおそくなったので、夕ごはんわ、外でたべることにしました。きょうはなにをたべようかなあとかんがえましたが、お店はどこもしまっていたので、けっきょくどくしんの男の人のつよいみかたのよしのやにいくことにきめた。よしのやは一日も休むことなくごはんがたべれるお店で、ぼくが、いちばん大すきな店です。 ぼくはお店に人って、やきにくていしょくをたのんだ。ちゅう文をきいてくれたのはせの高いおにいさんでした。ほかにきれいなおねえさんとおじさんと、店ちょうさんがいました。ぼくのほかには夜おそいのに、十人くらいおきゃくさんがいました。みんな夜おそくまでたいへんだなあと思った。 ぼくがたのんだやきにくていしよくを、せの高いおにいさんがもってきたので、ぼくがおいしくたべていると、ななめまえのおじさんが、なんだか店いんのおねえさんにもんくをいっています。おじさんの前にはビールの空きびんがいっぱいです。よっぱらっているので大きなこえでなにかいっていたので、うるさいなとぼくはおもった。でもごはんをだまってたべていました。 よっぱらいのおじさんはまだ何かいってます。おねえさんはこまってました。ぼくがうるさいなとおもったそのときです!よっぱらいのおじさんのはんたいがわにすわっていたほかのおじさんが 「うるせぇ!静かにしろ!」 とどなりました。するとよっぱらいのおじさんが 「あぁ?てめぇ何様だこの野郎!」 といいかえした。 「ここは飲み屋じゃねぇんだよ、勘違いしてんじゃねぇ、馬鹿」 「何だとこの野郎、誰にむかって口きいてんだこのガキがぁ!」 ふたりとも同じくらいの年なのに、いいおとながカウンターをはさんでみにくい言いあらそいをしています。ちういしたおじさんのほうがえらそうですが、お店の中でおおごえ出したじてんで目クソ鼻クソだなと思った(笑)。 どうやらちういしたおさじさんもよっぱらいみたいでした。目クソのおじさんと鼻クソのおじさんはそのあともどなりあっていました。いつのまにかせのかたいてんいんさんはいなくて、おねえさんとてんいんさんがあいだにはさまれてこまってます。そうしたら、ちういしたおじさんが、 「店長を呼べ!」 とどなったので店ちようさんがでてきて、ちういしたおじさんにおこられた。わるいのはてんちょうさんじゃない。とおもった。 おこるだけおこって、ちういしたおじさんは、かえりました。よっぱらいのおじさんはまだお店にのこるみたいです。いっぺんちういしたおじさんをおいかけましたが、てんちょうさんに止められたのですが、こんどはお店のおねえさんにからみはじめました。よっぱらいのおじさんに、どこかにいこうといわれてたが、おねえさんはいやそうでした。 その時です!お店にいたチョンマゲにはおりとはかますがたのもう一人のお客さんが立ち上がって、よつぱらいのおじさんにいいました。 『やや!カラオケに行きたいんでござるか?!それは奇遇でござるな!拙者も行きたいと思っていたのだが生憎連れがおらんで諦めかけていたところ。何なら一曲いかが?』 「な、なんだてめぇは!おかしな格好しやがって!」 よっぱらいのおじさんはいきがっていましたが、あきらかにビビッてます。 『気に召されるな、これは舞台衣裳のような物でござる。さあ、立った立った!』 チョンマゲのお兄さんはがんめんのきんにくだけで笑いながら、ものすごい力でよっぱらいのおじさんを席から引きずりおろすと、いやがるおじさんをムリヤリお店の外につれだしていなくなりました。 お店の中はきゅうにしーんてしたので、ぼくはかえろうとおもった。 お金をはらうとき、てんちょうさんに 「おじさんたち、どこへいったんですか」 と、きいたら、 「たぶん、警察の方」 と、言ってた。ぼくは、おおきくなったら、あんなおじさんにはなりたくないなあとおもう。しょうらいは、ぼくもチョンマゲと刀をさして、またよしのやにいきたいです。 おわり 〈終〉 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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