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皆の衆― 新年あけましておめでとうおざりまする ・・・え? ”その前に何か一言無いのか” ですって? 特段何も思いつきませんが何か (゚▽゚)? ガッ 痛っ ゴツッ 痛痛ッ!・・こ ガツッ! あ゛痛゛ッ!!・・こ、こらっ! 四ヶ月もホッタラカシにして本当にすみませんでしたぁ!ごめんくさい (T▽T)!! 実はちょこちょこ陣屋のパソコンで見てはいたのでござるが、本城の規制が厳しくなってご奉公先のPCでは日記の更新ができなかった上、よんどころない事情に拠り草庵のPCも使えず、今日の今日まで日記の更新ができませんでした。正月なので国許に規制・・・じゃなかった帰省してよーやっと日記を更新しておます、麻生百合之介ですよ、皆さん久方びしにこんばんわ。 日記の更新をしない四ヶ月の間、皆様には退屈させてしまい誠に申し訳無く思っております。調べてみたら昨年の日記更新は『憧れのハワイ航路』から始まって、なんと30回にも満たないと言う、過去に前例の無い低更新率。365日更新が可能なんだから月1ペースの更新じゃぁ、そら来城者も1桁まで落ちようと言うもんですな (井上○水じゃないんだから) もうちっと頻繁に更新しないといけないと思いつつも更新できなかったのはひとえに でも、安心して下さい。 こんな生活も実は恐らく後半年程です。 実は今年の黄金週間に撤退が決まりました 流石に毎月毎月あきらかな敗戦が続いていたので、とうとう藩の老中も堪忍袋の緒が切れたらしく、結構早い段階で現在の陣屋を撤収することが決まっており申した。しかしながら敗戦の原因はお客人の方にあるのは誰の目にも明らかなので、逆にこれまで維持してきたことで昨年末迄維持してきたことが評価され、御庭番は殿を務めることにはなったものの、 名誉ある撤退 と言うお墨付まで頂くことと相成りました(その割には御扶持があがんねーんだよなー( ̄ー ̄;)。。。)。従ってこの寡作状態のよいどれ日記も後半年の辛抱です。皆様申し訳ありませぬが しばらく、あいやしばらく と言うことで無理矢理納得してくんなまし。 ・・・・え・・・? ”久々の日記なのに激痛ネタが乏しい” ”ご奉公を失敗したのに軽過ぎ無いか” ですって? はっはっはっ!!何を仰りますやら。久方びしの日記の更新なのに こんなつまらんネタ で、『酔いどれ日記』が 終 劇 (チャイニーズ映画風) の訳がありますまいて。 実は日記の更新をこれまでできなかったのはタボーであったということの他にもうひとつありまして、前にもちょっと日記で触れたのだが、インターネットの接続ができなくなってしまった為。回線は止められてしまったのだが、再加入すれば良いだけのことなので、御庭番もタカを括っていたんでござる。で、そろそろネットを復活させようかな~なんて思っていた矢先に・・・ その事件は起こった―。 それは、昨年の師走―。ジングルベルの音が耳障りな日のことだった―。 御庭番は、その日、陣屋の足軽や士卒を連れて、束の間の休息・・・世に言う『亡念会』を開いていた・・・。 兵糧が乏しい陣屋では、取り敢えず弐拾人以上からなる足軽・士卒達の呑代を立替払いする必要があった。そこで御庭番は、ナケナシの御扶持の中から八萬両と言う大金を引き出し、酒手の立替払いをした。一軒目が終わり掛けた頃、足軽の中から、 『百合之介殿、次は歌会でも催しましょうぞ!!』 と、 (年にいっぺんあるかないかのこと、今日ばかりは大目に見てやらねば・・・) と言う思いから、手元の質札を取り出して、それで歌会の場に約半数の兵卒を連れ立って言った。予定の時間は一刻程であったが、場が盛り上がってついに暁闇の明け方まで歌会の儀は続いた。 冬の日のこととて、旭がまだ東の空に姿を現さないその頃、御庭番は、遠路で帰ることのできなかった者達に幾ばくかの金子を渡し、自らは最後まで残った士卒達と別れて、朝一番の牛車に乗って家路に着くことに。他の者共はお江戸に向かって帰って行ったが、御庭番独りは武蔵野国へと向かう。途中、主人を待ち続けて死んだと言う伝説の犬がいた駅を通り過ぎる時、その伝説を思い返して泪に袖を濡らしながら、牛車の座席に座り込んだ御庭番。 ソ コ デ キ オ ク ガ ト ダ エ タ ― ・ ・ ・ ・ ”えー次はぁ中華街~中華街~” (うぉ・・・ううむ。。。。) 牛車の停車駅を告げる声を聞いて目を覚ました。どうやら行き過ぎてしまったらしい。 (おお、乗り過ごしてしまったか・・・) 足りぬ睡眠に目を擦り擦り、ウトウトしていると、やがて御庭番の棲む街に牛車は辿り着いた。御庭番は酒が残って覚束ない足元を踏ん張って牛車を降りた。 トンネルのような長い階段を下りるとそこは改札口だった。御庭番は袴の内袋をまさぐり、切符を取り出そうとした。 『・・・・・・・・・・・(--)~ぼーッ』 『・・・・・・・ん・・(--;)。。。』 『あれ?(--;)。。。。。。』 財布どうした自分 (T▽T)? もしかしたら牛車の中に忘れてきたのかもしれんと思い、慌てて駅員に捜索を頼んだのだが、 「該当するものはありませんでした。」 と言うつれないお言葉、そこで嫌な予感がしてしまった御庭番、吐きそうになるのを我慢して草庵に駆け込み、質札の会社に連絡を試みたとさ。 『申す申す!こちら麻生百合之介!!マサカズローンのセンターでござるか!?』 ”は?はい。こちらマサカズローンのセキュリティセンターですが?” 『実は財布を紛失してしまったので、質札を止めたいのでござるがっ!!早く!!』 ”は?はい、麻生様ですね・・・えー・・・ああ、本日八時半頃キャッシングされておりますね” えー 嫌な予感が的中してしまったようです (T▽T) 『キャキャキャキャキャキャキャッシングって・・・いか程でござるか???』 ”え?四拾萬両程ヤラレちゃってますが何か?” (”何か?”じゃねーだろ貴様(T▽T)!!) 『そんな馬鹿な・・・それは拙者の身に覚えが無いことでござるぞ!!』 ”は?ですが、暗証番号一発で解かれてますが何か?” (T▽T)そんなバナナ (絶句) 『ちょ・・・誓って拙者ではありませんが、取り敢えずこれ以上被害が拡大しないようにそのカード使用禁止にしてつかあさい。。。』 ”はい、かしこまりました。それではカードを止めておきます。どうも今回はご愁傷様です。で、 このお支払い分割になさいますか?一括になさいますか?” 『・・・・・・・・・(T▽T)。。。』 (死後硬直) こうしてその後、御庭番はスラれてしまった財布に入っていた全ての質札を停止する為、半日を費やし、その後十手持ちの所へ被害届けを出しに行ったのであった。停止した質札の中には、プロバイダへの支払いを立替払いしている質札もあった為、質札の利用を停止した以上、プロバイダの利用はできなくなることは間違い無い。こうして御庭番のネットライフは完全に息の根を止められてしまったのである。 跡に残るのは立替払いした呑代の領収書と、歌会の費用のレシートが夢の様に風にたなびくだけであった―。 終 劇 (T▽T) 次回『その後の御庭番殿』はまた来年~ (嘘) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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