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「ち、ちちうえッ!(T▽T)」
「せ、セガレッ!!(T▽T)」 目の前にあるのは冷たく横たわる現実―。そう、御庭番とその愚父は見てしまった。 その驚愕の光景を―。 常人であれば決して直視することはできないであろうその惨劇を―!! ばぁぁぁああん!! (余りにおぞましくて皆様にお見せできません) (T▽T)(T▽T) ぎゃーッ!なんじゃこりゃーッ!! 「おぇっ!臭ッ!!」 「これはまた・・・エライことになってますな。。。(--;)」 そう、御庭番と愚父が見たのは大量の虫の屍骸。虫の屍骸はあばら家の床と言う床を埋め尽くしていた・・・。 「父上、ワシャ帰ります。」 『むぁてぇぃ!百合之介(T▽T)!!貴様逃げる気かっっっ!?』 「逃げるとか逃げないとか言うレベルの話じゃないで御座ろう。誰が好き好んでこんな虫の墓場に起居すると言うのだ(--;)・・・」 『虫の屍骸等ホーキで掃きだせばよかろう。とにかく、ここで帰ることは父が許さん。』 「許して下さらなくて結構です。ほな、さいなら。」 と、御庭番が突き放す様に帰ろうとした時―。 御庭番の目の前に物凄い勢いでトラックが! (T▽T) ギャーッ!あぶねぇッ!! 間一髪で飛び退けた御庭番の横を、トラックは物凄い轍を作って横滑りしながら停まった。 すると中から 「YO~!百合之介!!久々だな!HAHAHAHA~♪」 と、山奥には場違いな位日焼けしたオッサンが飛び出して来た。どう見ても日本人に見えない日本人、御庭番の愚母の弟、役所工事であった。 「な!オジ上!?何故ここにッ!?ってゆーか拙者を殺す気かッ(T▽T)!!」 「何でだって?アミーゴがベッソー買ったから遊びに来いってから来たんじゃないか~HAHAHAHA~♪YO~♪兄貴!ここがアニキの買ったベッソーかい?OH~、SHIT!なんて汚さだこりゃ、HAHAHA~♪」 と、御庭番の怒り等聞く耳も持たず、常に思ったことを剛速球で口走るこの年中日焼けしている役人は、愚父に歩み寄って握手しながら言った 『おお、義弟よ!よう来た。よう来た。・・・・で、例のブツは?』 「Don't be afraid。勿論ここにあるさ、マイブラザー。」 と言ってオジは轍にずっぽり嵌った軽トラックの荷台のカバーを剥がした。するとその下には角材が一杯。 「あのーもしもし?」 「WHAT?どうした百合之介?」 「一体この角材をどうしようと言うので?」 「分からんのか、この角材でこのベッソーを見違える様な建物にビフォー&アフターするのだ。」 (T▽T) はい? これをどうすると仰るので? (ビフォー&アフォーが関の山さ、HAHAHA~(T▽T)♪) 『安心せい!義弟を呼んだのは他でもない。この材料は義弟の所に出入りしている工事業者から貰ったのじゃ!!』 「この木っ端のことでござるか・・・(--;)?」 「SO~だよ、百合之介。こんな木材だったら俺の顔で幾らでも手に入るのさ!HAHAHA~♪」 「それって職権濫用では・・・?」 「NO~。その業者とはオトモダチだから、友情の対価としては癒着でも何でも無いさ!」 「・・・・ところでオジ上。。。資格は持っておられるのか?」 建築士の。と百合之介が言おうとすると、 「WHAT?資格?あるよ。英検4級。」 「アホか!小屋建てるのに 英検が関係あるかいっっ (T▽T)!!」 絶叫が木霊する上州の山奥―。この人里離れた地にもうひとつの惨劇が繰り広げられることを、神ならぬ御庭番は知る由も無かった・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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