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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:哲学
TVを点ければ凶悪犯罪のオンパレード。 新聞開けば、嫌な記事ばかり。 毎日の暮らしの中には、雪崩のようにたくさんの情報が休む暇もなく流れ込んでくる。 様々な時間の流れがどんどんどんどん速くなってきて、「一昔前の97年は○○だったけれど、10年後の今は○○です。」と、比較対象となる過去もどんどん最近になってくる。 十年前・・・・・。 私自身「もういい大人だったし、つい最近じゃない?」って感覚なのに、比較されている過去を見ると「へぇ、そんな事あったんだ。」と思ったり「うんうん、そうそう。あれ?そんな昔だった?」って変な感じです。 そして・・・・。 十年前のあの時も「日本はどこに行ってしまうんだろう?」と漠然とした恐怖を感じる時代だったのに、「いろんな事がその時よりもこ~~~んなに悪化してしまいました。」と言われる昨今に非常に恐怖を覚えます。 しかし、今この世に生きている以上、怖がって、穴倉に閉じこもって、逃げてばかりでは、生まれてきたかいがありません。 では、どうやって立ち向かうのか? 私は自分の中に哲学探しをすることにしました。 風を受け流されてしまうのではなく、柳の木のように風を受けたなびき、そして風が去った後にもそこに凛と立っていることができるように。 時代を前になんだかちょっと身震いしてしまったときも、罠に引っかかってジタバタしたときも、何かを選び取らなくてはならないときも、「これが私。何があってもこれだけは譲れない。」を作っていければ、きっとどんなときも私は私を好きでいられるはず。 とは言っても、いきなり哲学者のように、自分の言葉で自分の哲学は「これだ!」を言えるほど熟成された私ではないので、まずは「これ、いただきまぁす!!!」と思える言葉を捜してみる事にします。 今日私が頂いたのは、「ターシャ・テューダー」の言葉。 アメリカ在住で87歳の絵本画家の彼女は、バーモントの山奥でガーデニングと動物とのナチュラルライフを満喫し、自分なりの哲学を持って生きている素敵な女性です。 自分なりの哲学。それは、『自分がどう生きてきたか?どう生きたいと思っているか?』という事です。 それでは、今日のご馳走言葉は・・・・。 「生きているだけでもありがたいと思いませんか? 公害や恐ろしい事件がいくらあっても、この世はやはりすばらしい。 見慣れた空の星だって、年に一度しか見られないと思えば、感動するでしょう? なんでも、そう思って見ては、どうかしら?」 『家族でおもしろ半分に、スティルウォーター教という宗教を作りました。 スティルウォーター(じっと動かない水)と名づけたのは、 ストレスのない平安な生活を信奉する、という意味。 スティルウォーター教徒は、生活を楽しみます。 重荷にしてはいけません。 第一の戒律は、フラ・ジョバンニの言葉。 「世の中の憂鬱は影に過ぎない。その後ろ、手の届くところに喜びがある。喜びをつかみなさい。」』 「一生は短いんですもの。やりたくない事に時間を費やすなんて、もったいないわ。 ターシャ・テューダーの言葉 「思う通りに歩めばいいのよ」から さぁ、今日は3粒哲学の種を蒔きました。 ♪芽が出て膨らんで、花が咲いて♪ 私の中で大木に育って、大きな実をつけてね。 さぁ、やりたい事がた~くさん。どれから手をつ・け・よ・か・な? あぁ、しあわせね。
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