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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
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私という殻の中に存在する核を見つけるために・・・・。 冬場のお台所は格好のおこもり場。 私の中に住むその核(魂)のイメージは、例えていうならば昔TVでやっていたドクター・スランプというアニメに出てくる「アラレちゃん」なのです・・・・。http://www.toei-anim.co.jp/tv/arale/ 外見はご想像にお任せいたしますが、内面に潜む魂(以後アラレちゃん)は、自由奔放で、行動力、好奇心旺盛、常に動き回っているゴムマリのような人です。 と、ここまで書いて文章にして見ると・・・・、あれ?誰かに似ているような・・・・。 あ、まぁちゃんにそっくり!彼女の場合は誰が見ても、外見とその表面に現れている性格は、「トトロのメイちゃん」や「アルプスの少女のハイジ」です。しかし、その奥に隠れてまだ見えない「魂ちゃん」は、どんな人なのかしら・・・?と興味しんしんで観察しているのですが、表面のキャラクターがあまりにも強烈なためまだまだ見つける事ができません。 で、私の「アラレちゃん」に話を戻すと、彼女の好奇心旺盛な性格は、ただいま『核探し』にご執心なのです。 梅干で例えるならば・・・・。(台所にこもっているのでどうしても食材に例えがち) 梅の実の食べて美味しい部分(個人的には紀州梅などのお茶受けになるような梅干が希望なのですが)が、今表面に現れている私。 種の部分が、アラレちゃん。 そしてその奥の、「仁」の部分を知りたい私達。 実も種も、仁の部分も全て梅。 同じように全て私なのだけど・・・。 実も種も、仁も全てを貴めたい。 そんな願いを持っているから。 ついついお台所の片手間タイムに、禅語や禅問答を選んでしまうのかもしれません。 一日一語。 『核』の部分に流し込む。 実を通し、種を通し、仁に届くときには、輝きも清らかさも少しだけかもしれないけれど・・・・。 貴い、尊い宝石の砂粒を、一粒一粒溜め込んで・・・・・。 人生の水晶階段を、水晶やメノウや玉色の宝石でいっぱいに満たされた私が登る。 うわー!想像しただけでも美しい。 美しい事を想像できるのは、今日も心に余裕があるから、 『相送当門友脩竹 為君葉葉起清風』(相送って門にあたれば、竹やぶあり。君が為葉葉清風を起こす) 「真心」という清らかな風を吹かせよう。日常の出会いと別れにも、一期一会の真心を込めたいものです。 道元禅師は「光陰は矢よりも迅かなり、身命は露よりも脆し、いずれの善巧方便ありてか過ぎにし一日を再び還し得たる。」と言いました。 過ぎた一日は戻らず、また明日という一日があるとは限らないのです。 (「ふっと心が軽くなり禅の言葉」永井政之監修 より) 今日という日に合えた事を大事に大事に、真心こめて「今日」に向きあう。 心に「真心」という宝石を流し込むために・・・・。 キラキラの雫は、心に届くかしら。
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