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テーマ:たわごと(26866)
カテゴリ:木曜日:セラピストになりたいの
「上善如水」 お米でできた美味しい水!の名前のようですが、本来は「上善は水の如し」(老子八章に書かれた言葉です。 理想的な生き方を水に見つけた、水のように柔軟に生きる例えです。 水のように柔軟に生きる・・・・。 しなやかさ、柔軟さの最上は、やはり水に勝る物はありませんものね。 今、ある状態にしなやかに沿って生きる。 簡単なようで難しい事。 「最上のいいことというのは、例えてみると、水のようなものであった。 水は善く万物を利して争わず(老子八章) 水は万物に利益を与えていながら、けっして、他とは争わない。 水は、丸い器に入ると丸くなる。四角の器に入ると、四角になる。どんな形の器にも逆らわない。柔軟であり、謙虚である。 そして水は、いろいろなものに利沢(利益と恩沢)を与えている。この自然の中で、水なくてして生きているものは、一つもない。それほど偉大な存在でありながら、水はけっして誇る事をしない。 世の人は、だれもが一歩でも上へ、一つでも高い地位を欲しがっている。水はその反対に低い所へ低い所へと流れていく。 つぎつぎ支流を抱えて、だんだん広く大きくなっていく。しかも最後は海に流れて、偉大な存在になる。」 (「老子・荘子の言葉100選」境野勝悟著より) 万物を利して争わず、それが自然にできる人になりたいと思うのです。 そういえばご先祖様は、戦国武将「黒田如水」に従って福岡に来た人でした。 「如水」という名の如く、この方も「水五則」という人生訓を創っていらっしゃいます。 1つ 「自ら活動して他を動かしむるは水なり」 ご先祖様が、「この人」と思い付き従った「如水」のように、しなやかに伸びやかに柔軟に、どんなものにも、どんな形にも変幻自由の水の如く、我が身我が心を操って、いろいろな「もの」や「事」のあるがままに寄り添えるような、そんな人になりたいな。 そのためにも、まずは基本の瞑想から・・・・。 一日24時間、瞑想しているような状態で過ごすことがベスト!だけれど、どうしても日常には誘惑が多くってまだまだその域にはほど遠い状態ですが、まずはほんの少しからでも・・・・。 呼吸と、姿勢と、笑顔(を作る事が出来る夢や理想を心に描くこと)を大切にして、大好きな「新茶の香りのお香」が燃え尽きるまで「無我の境地へ」小旅行。 水のように自由に、心を遊ばせてみる事から初めてみましょう。 柔軟な心は、何がやってきても大丈夫。きっと上手に受け止められる。 ケ・セラセラ♪の精神で、今日もしなやかに参りましょう。
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