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テーマ:たわごと(26865)
カテゴリ:木曜日:セラピストになりたいの
昨日は鬼の霍乱で、明け方過ぎから腹痛にさいなまれ七転八倒しておりました。 一年以上ぶりに病院に行って、診断の結果『食中毒』! 食中毒には、毒素型と感染型の2種類があるそうですが、私の場合は感染型。いったいどこで感染したのやら・・・・。なんとなく停滞気味の精神に、身体も停滞していたのか・・・、手痛いしっぺ返しを頂きました。 怖い食中毒、これから流行の季節ですから、しっかり予防対策を立てなくては!http://www2.health.ne.jp/library/3000/w3000025.html しかし、「捨てる神あれば拾う神あり」「地獄で仏」とは、まさに昨日のような日の事と痛感する事もまたたくさんで、娘を連れて必死の形相で帰宅した実家で「とにかく寝なさい!」と休ませてくれた母を始め、いろいろな用事のキャンセルやお友達への問い合わせに対して温かいお言葉をたくさん頂いたりと、涙がボロリの一日でした。 そして、今日の幼稚園は任せときなさい!と、お弁当から送り迎えまで引き受けてくれたTちゃん。本当にありがとう。 世間様の温かさが身に染み入る昨日、今日です。 そういえば昨日の新聞に、秋葉原で事件を起こした犯人のご両親が謝罪の会見を開かれたと書かれていました。 立つことさえ叶わない位にショックを受けられたご両親の姿を見たら、犯人はどう思うのだろうと思わずにはいられませんでした。 昔は、「親に顔向けできない」「ご先祖様に顔向けできない」「世間様に顔向けできない」という言葉がしっかり根付いていた時代でした。 だから逆に、「こんな事をしたら・・・・。」の抑止力も働いた時代でした。 昔は全てが良かったと懐古主義に走るわけで無いけれど、「顔向けできない」という言葉が当たり前のように生きていた時代は、日本人の大きな美徳の一つである「恥の文化」が生きていた時代でもあります。 どんな小さな悪の芽だって、「顔向けできない」が積んでいた時代。 それは大昔の事ではなく、ほんの数十年まで生きていた事。 個人主義が台頭するようになって、まずは「世間様」が霞んできてしまった。 核家族化が進行するに従って、「親」や「ご先祖様」が疎んじられるようになってきた。 そして気がついたら、まれに見る安全な国、まれに見る道徳的な国であったはずの日本は、瓦解してきている昨今。 でもね、やっぱり親兄弟、ご先祖様があっての自分の命。 そして、世間様の中でしか人は決して生きる事ができないのです。 せっかく培ってきたDNAをここで廃れさせないためにも、もう一度日本人の根元を見直す時期に来ているのかもしれません。 きっと、変わる。いや、自ら変わる。 まずは手の届く範囲から・・・。 「生我者父母、成我者朋友」(我を生みし者は父母、我を成せし者は朋友)です。
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