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テーマ:たわごと(26866)
カテゴリ:楽しんで働きましょう
このところ、「朝」の力の大きさに驚かされてばかりです。 季節は秋の夜長に入って、夜更けのしんとした空気と空間にももちろん魅力があるのだけれど・・・。 そして去年までだったら、夜更かしはしても早起きは苦手なタイプだったのだけれど・・・・。 気持ち次第で心も体も随分変わるんだと実感できたのは、朝の時間の過ごし方。 朝を快適に迎えることは、その日一日のエネルギーに違いを感じます。 朝を快適に過ごすことは、その日一日のモチベーションに違いを感じます。 そして朝を快適にするためには、前の日の夜からの段取り力が物をいいます。 一日の家事仕事も、一日の社会的活動も、一日の生活のパターンも、人は3日も繰り返せば、もうそれが昔からやっていたことのように染み付いてしまうそうです。 じゃあ、その自分の中にある固定概念を崩すことからはじめてみよう。 これが本当にベストパターン? そう問いかけることからやってみよう。 家事の手順も、朝の通勤通園の道順も、思考の癖も、リラックスタイムも・・・・、本当にこれがベストパターン?もっとよい方法があるんじゃない? そうやって、明日の朝が快適なように今日の夜から・・・、今日の夜を順調に進めるために今日の昼から、今日の昼を余裕を持って扱うために今日の朝から、そして今日の朝は昨日の夜から繋がっている。 そんな当たり前のぐるぐる回る循環だけど、昨日よりも今日、今日よりも明日、明日よりもあさって・・・・、少しずつ違う自分でいるために、『朝』を大切にする気持ちを忘れないでいよう。 今日は残りの人生の『朝』の日。一番若い日です。 今日の『朝』に、人生の『朝』に、一日一度は意識を乗せてみる。 『朝』を迎えたことに感謝しながら。 『朝』 また朝が来て僕は生きていた 夜の間の夢をすっかり忘れて僕は見た 柿木の裸の枝が風にゆれ 首輪の無い犬が陽だまりに寝そべっているのを 百年前ぼくはここにいなかった 百年後ぼくはここにはいないだろう 当たり前のようなところでいて 地上はきっと思いがけない場所なんだ いつだったか子宮のなかで ぼくは小さな小さな卵だった それから小さな小さな魚になって それから小さな小さな鳥になって それからやっとぼくは人間になった 10ヶ月を何千億年もかかって生きて そんなこともぼくら復習しなきゃ 今まで予習ばかりしすぎたから 今朝一滴の水のすきとおった冷たさが ぼくに人間とは何かを教える 魚たちと鳥たちとそして ぼくを殺すかもしれないけものとすら その水をわかちあいたい (朝 谷川俊太郎氏著より)
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