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テーマ:たわごと(26866)
カテゴリ:楽しんで働きましょう
自分の部屋がほしいなぁ・・・・。 一人でゆっくり手紙を書いたり、落ち着いて本を読んだり、美味しいお茶を頂いたり、お気に入りの音楽に浸ったりする、私だけの空間・・・。 私の好きなものに囲まれた空間が欲しい・・・。 結婚以来ずーっとそう思っていました。 6畳と7畳2間にちょっと広め(4畳)の廊下(食堂代わり)の付いた間取りの小さな我が家では、それはなかなか叶えられないものだと思い込んでいました。 ましてや子供が生まれて、日々家の中のスペースが子供のものに占領されてきたここ数年は、お引越ししない限り絶対に無理だと決め付けていました。 しかし、固定概念を取り払おう・・・・。 そう決心して以来・・・・、この小さな箱の中に自分のスペースを作る仕事を楽しんでいます。 まず狭い廊下兼ダイニングのスペースを、効率的に、かつ機能的に整理整頓し、誰かが突然尋ねてきても大丈夫!だという公的な場も兼ね備えた場所にすることから着手することにしました。 イメージは・・・・・、茶室とその水屋。 道具立て次第で、どんな風にも変化する茶室。 見立て次第で、どんなイメージにも変化させられる茶室。 そして、機能的で整理整頓され、無駄なものを削ぎ落とされた水屋。 そんな部屋をイメージして、この部屋から作り始めることにいたしましょう。 残すもの、処分するものを明確に分けて、それに見合った機能的な収納を考えてみる。 収納するのは箪笥? 収納するのは棚? そんな固定概念も取り払い、後々のメンテナンスも簡単にできる方法を編み出していく。 さぁ、どんなお部屋に仕上がるかしら? 作る過程が一番愉しい。 良いお部屋に仕上がりますようにと、祈りながら働くことにいたしましょう。 このお部屋が完成した暁には、隣にある私と子供の寝室兼子供部屋にも、私のスペースも生まれるはずです。 公の場を兼ねたリビング兼ダイニングと、私的な空間である寝室兼子供部屋兼セカンドリビング・・・・。 この「兼」がたくさん存在するということが、その部屋をどう見立てるか?どう上手に使いこなすかという楽しみが生まれるということ。 本棚の整理をしている時に見つけた『日常生活に生かす「茶の湯」の知恵』という本を参考に、せっかく学んだ茶の湯の知識を生かしながらの我が家作り。 私にしかできない、私のためのお仕事。 出来上がりがとっても楽しみです。
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