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テーマ:たわごと(26865)
カテゴリ:楽しんで働きましょう
今日はまぁちゃんの幼稚園のプレ運動会でした。(いわゆるリハーサルというやつです) 小さな幼稚園ですから、母にもそれぞれに役割が割り振られ、その役を確認する意味でも母と子の運動会。 子供たちの本番さながらの動きを見ていると、それぞれの成長が手に取るように感じられ、胸がジンと熱くなる思いがしました。 我が子が可愛いと思うのはもちろんですが、全園児30人弱のこの園では、年長さんから2歳児さんまで全ての顔と名前が一致し、それぞれのこれまでの歩みを感じているので、ただの運動会のリハーサルというよりも、30人の我が子を応援する運動会のリハーサルでした。 どの子のがんばっている姿を見ても目頭に熱いものがこみ上げてきて、赤組さんも白組さんも、それぞれ一生懸命がんばって!!とこちらも力の限り手をたたきます。 本番は汗をぬぐう振りをして目頭を押さえるタオルが大活躍しそうだなぁと感じた一日でした。 最初の挨拶をしていた年長さんの女の子の言葉に、「9月に入ってから、みんなで運動会ごっこをしてきました。その成果を見てください」というものがありました。 そういえば担任の先生と毎日交換日記をしている連絡帳にも、「毎日子供たちと運動会ごっこをしています。子供の伸びる力を、先生は手助けするだけです」と書いてありました。 「運動会ごっこ」 9月の始業式のあとから始まった運動会ごっご・・・。 どんなことをしているんだろうと、「今日は何をしたの?」とついついたずねてしまう私に・・・。 「ぴっ」と笛が鳴ったら立って、「ぴぴっ」と笛が鳴ったら座るんだよ」とか、「お隣さんと手をつないでまっすぐ歩く練習」とか「線があるところに立って、いちについてって言われたらまっすぐ気をつけをして立って、よーいどんって言われたら走るの」とかの返事。 そして日常の暮らしの中や園での遊びの中で、今日習ったことを取り入れて遊んでいる様子でした。 練習期間は1ヶ月あまりだよね? そう思っていたのですが、今日の一連の流れを見て、子供たちの観察力、洞察力、行動力のすごさを改めて感じました。 毎日の遊びの中で、「○○ごっこ」をしながら身につけていくということ。 気負うことなく、力むことなく、自然体で、楽しみながら・・・。 それって本質が一番よく身に付く方法。 大人になるとついついエゴや見栄やプライドが邪魔して、素直にその『事』をあるがままに受け止めて楽しむということが難しくなるけれど・・・。 本能のままに楽しみながら、魂のほとばしるようなきらめきを感じながら、命の高揚感を感じながら、ただひたすらにその『事』を楽しみ味わう。 そんなこと、ずーっと忘れていたんだなと気付いた今日。 子供のころ、おままごとはとっても楽しかったのに、いざ主婦になると全然楽しくない・・・。 子供のころ、「○○ごっこ」は晩御飯も忘れるくらい熱中したのに、今ではそんな思いすら忘れている・・・。 これじゃ、「大人になるとつまらなそう」と子供たちから言われるのも当たり前。 「○○ごっこ」が何よりも楽しかったあの時代の心を取り戻して、「大人ごっこ」を楽しみましょう。 楽しい楽しい『大人ごっこ』遊びをすることにいたしましょう。 子供の声を聞きながら、悟りを与えていただいたような秋の実りの一日。 ○○ごっこは、山ほどあるよ~。
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